一切の高望みを捨てて「よつばと」を読め

にわか森見登美彦ファンなのは、このブログを継続して読んでいただいている方(そんな人いるのか?)ならご存知だろう。

 彼のブログがあったので、いくつかエントリをさかのぼって読んでいたらよつばとについてのエントリがあった。ほぼ同じ感想なんだが、こんなにうまくは表現できない。さすがだ。

 でもこの「やむを得ず読み終え」という感じは氏の作品で我々も味わっていることなので、同情はしないのだ。オリジナルが消されると意味をなさなくなるので全文を引用しておく。引用したエントリが気になる人はこの門をくぐる者は一切の高望みを捨てよに行って、いいねしてください。

2013-03-12 – この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
 森見登美彦氏は『よつばと!』を読んだ。
 「このかわいらしい凄みときたら!」登美彦氏はぷつぷつ呟いた。
 できるだけユックリと読み進めたものの、読み進めた先で待つ「読了」という運命を避けることはできない。登美彦氏はやむを得ず読み終え、「また次の巻まで待たねば!」と呻いたが、今の彼に他の人の作品の刊行速度をトヤカク言う資格があろうか。地球上でもっともその資格のない人間の一人である。登美彦氏は失言を反省して、次のように呟いた。「『よつばと!』のように立派なマンガは、いくらユックリ描かれようとかまわないのである。そうとも!」
 登美彦氏は必ず待っている。

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