なんじの卵は一籠に盛り、しかしてーその籠を見守るべし

 これはマークトゥエインの言葉だ。イギリスのことわざ「卵は一つのカゴに盛るな」に対する彼のアンチテーゼだ。

 どちらにも一片の真理がある。リスクを分散させることでトラブル発生時に致命的な状態にならないようにするというのはビジネスの基本だろう。一方で、バラバラにして一つ一つに目が行き届かないようにしたのでは意味が無いというのが後者だ。

 ビジネスでは1980年代には保有しているノウハウや資源を応用して異業種に参入することがもてはやされた。メーカーが遊園地を作ったりしたのがこの頃だった。しかし、2000年に入って、手を伸ばした副業の収益が悪化し本業の足を引っ張る企業が続出した。今度は「選択と集中戦略」がもてはやされるようになった。本業と思われていた部門さえを手放すところまで現れた。イマココだ。

 このブログのエントリがこの数日やたらエントリ数が多いのもこのパラダイムシフトによる。ネタを見つけた時、従来は自分宛にメールしていた。iPhoneを使うようになってクラウドメモを使うようになった。しかし、リンクやタイトルを入れるのが不便で他のサービスに手を付けた。

 Evernote(FastEver)、WordPress、MobisleNote・・・様々なネタを記録するサービスを使ってみたが、思いついたことをどこにクリップするか決めておかないと分散してしまう。どんなサービスでも一画面目から押し出されてしまうととたんに存在を忘れてしまう。自分で書いたテキストすらその調子だから、「そういえば電子書籍について面白そうなページについてどこかにリンクを置いたんやけどなぁ」となった時に、いろんなサービスを探し回さなければならない。

 それが、最近の更新ラッシュだ。昨年クリップしたものもの多いし、その時の日付でアップしたものものあるので、Google がインデックス化し、誰かが検索し、しかもその検索した人が暇人で何ページもしたの方にリストされたリンクをクリックしない限り誰の目にも触れないだろう。まあ、それでも何の問題もないチラシの裏だ。自分でも、数年後に検索して楽しむためだけに置いているタイムカプセルのようなものだ。

 しかし、Evernote の便利さと利便性(iPad は日本語入力の安定が悪くて入力中に落ちることが有る。WordPress はテキストを失うが、Evernote は明示的に保存していなくてもほとんど失うことがない)はアドバンテージだが、モバイルからデータを取り込むのが面倒くさい。Evernote から WordPress のエントリにコピペするのも面倒だ。Pocket から WordPress にエントリを投げることができるらしいが、WordPressがホスティングしているサービスだけだ。

時々、だいぶ前の話題についてエントリが続いたら、「また蔵出ししとんなこいつ」と思って読み飛ばしていただければ幸いだが、こんな所を定期的に読んでいる人は皆無だろう。自分ですら読んでないもんwww

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