WWDC keynote speach watch 2 : OS X Mavericks 入れるかなぁ?

 今使っている iMac は 2007 mid (2007/12/15 購入)なので、Marveric の対象にはなっているらしい。

 しかし、積極的に使いたいと思うような機能はない。それどころか、今は Lion で使っていて、Mountain Lion にすらしていないくらいだ。Marveric の Timer Coalescing や Safari のアップデートなどは興味があるが、このマシンでメリットを享受出来るかどうか分からない。

 68k や PPC 時代は、少しでも安定した動作を求め、新しいバージョンが公開される度に、入手可能な限り最新のバージョンにしたものだった。しかし、Snow Leopard あたりから安定度が大きく改善され Lion になってからは不可解な動作はほとんどなくなった。なので、基本性能・機能のアップデートを求めて新しいバージョンにする必要がなくなった。

 自分が自宅の iMac のバージョンアップに積極的でないのには、それ以上に根源的な原因が有る。「会社で支給されているパソコンが Windows マシン」これに尽きる。Mac OS でしか使えない便利機能を使って馴染んでしまうと Windows マシンを使った時に不便すぎて凹む。カレンダーや住所録、ToDo などのデータも iCloud でどんなに便利でも仕事のデータと共有できなければメリットは少ない。仕事でパソコンを触っている時間のほうが、生活の中のシェアは大きいのだから。

 WWDC の会場で新しい便利機能の喝采しているような人たちは仕事で四六時中 Mac を触っている人たちだから、Finder の機能が上がることは生産性の向上に直結するだろう。しかし、Mac だけを使ってる人は少ないし、Mac を触っている時間が生活の大半という人はもっと少ない。そんな少ない使用時間の生産性を40%上げた所で、生活の改善にはあまり関係がないのだ。

 これは、UX の改善に対する評価の個人差の問題だ。Mac で仕事していて、多量のファイルを管理している人なら、Finder の効率アップは UX の改善を実感できる。2時間かかっていたことが1時間半になるだけで30も早く帰れる。それに対して、自宅でウェブブラウズや iTunes や写真の管理程度にしか使ってない人にとっては Finder の機能が増えても使う機会がほとんどないし、2分かかっていたことが1分30秒になっても誤差でしか無いだろう。

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