解決!・・・しかし、SRXのほうね

 トラブル続きで今度はヘッドライトが点かなくなっていたSRX。最近は80%以上の確率でヘッドライトが点かなくなっていた。朝は構わないが、夜は恐い思いをした。恐いといっても、国道に出てしまえば街灯や他車のライトがあるので困らないし、暗いところには人はいないので、犬の散歩している人にだけ注意すれば大丈夫だ(道は良く知っているし)。一番恐いのは、警察の「何でライトつけないの?」という質問だった。

 そんな生活ともおさらばできそうだ。

 今朝も例によってヘッドライトは点かなかったが、エンジンをかけたとたんライトが点灯した。しかも、エンジンがかかったことがきっかけというより、スターターボタンが戻ったことがきっかけだったのだ。考えてみれば、ピースがきれいにはまる。スターターボタンは、セルモーターのスイッチだけでなく、電装系のオフスイッチも兼ねている。車でもそうだが、バッテリーの負担を少しでも減らしセルモーターを回すためにボタンを押すと同時にセルモーターをオンにし電装系を切るのだ。

 そして、SRXのスターターボタンは経年劣化と内部の錆のために動きが渋くなっているに違いない。そこで、ボタンが戻りきらずにヘッドライトオフになったままになっていたのだろう。これまで、ヘッドライトの上下切替やエンジンキーやらのスイッチ回りを掃除したりCRCをかけたりしていたが、スターターがヘッドライトのスイッチだということを完全に忘れていた。

 とまあ、自分の中で整理をつけて気分良く走っていたら、片側2車線の国道の追い越し車線を5000rpmで走行中に突然エンジンが止まった。というより、全電気系が完全に死にスロットルレスポンスもなくなった。後続車両が1台しかいなかったのでまだ良かったが、なんとかそれをやり過ごして、惰性で歩道に停めた。これと同じ症状は前に経験済みだ。前回はパニクって放置したが今回は冷静その物。シートを開きブレーカーをリセットしたら、期待通りにスイッチが入った。

 前回は家の近くだったからバスで出社できたし、押して家に帰ることができたが、今回の位置ではどちらもできないところだった。

 帰りに、エンジンキーをいれずにスタータースイッチを押してみたら予想通り渋かった。会社から借りてきたCRCを吹いて何回か動かしたら戻りの勢いが良くなった。エンジンキーをまわしたらちゃんとライトが点いた。先日、バッテリー液を補充して12時間くらい充電したから明るさも増した。気がする。

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