ルーター設定

 親の家のルーターを修理に出していて、ネットにつながらなかったことが発覚した2週間前。俺の自宅にあった有線ルーターを取り付けに来たのが先週の土曜日。その後すぐに店から、「新品等交換するので使ってみてくれ」との電話があったらしい。

 お盆と花火のために親の家に帰ったときに無線ルーターをセットアップした。

 前回のものはバッファローWBR2-G54、今回届いたのはバッファローWYR-ALG54/P。スペック上の機能が微妙に機能ダウンしているようだが、ルーターの性能は上回っている。一台の同室にあるノートPCを子機にするだけなので、必要にして十分だ。外部からのパケットは全て破棄しpingに答える必要もないしね。

 セットアップしようとマニュアルを開いたが、「簡単セットアップ」とか書かれたA2八つ折の印刷物と「おまかせ」とか書かれたCDしか見当たらない。しかも、ルーターのインターネット接続の設定には、「インターネットエクスプローラーで設定してください。」くらいしか書いていない。マニュアルのどこにもルーターの初期値のIPアドレスが書かれていなかったのだ。これでは、有線でつないだPCからPPPoEの設定をすることができない。CDをマウントし、マニュアルと書かれたフォルダを探し、htmlを開いて数ページ探したら見つかった。ルーターにさえつながれば、ブラウザで設定し再起動したらつながる。

 コストダウンのためにマニュアルをCDに載せたり、簡単に設定するためのユーティリティを添付することは悪いことではないが、ルーターにブラウザでアクセスする方法(ルーターのIPアドレス)だけは紙に書いてほしい。

 ルーター上の設定画面はシンプルで、やるべきことを知っている人間には分かりやすいが、何をやればいいのかが分からない人には手のつけようがないものだ。ここにこそ、ウィザードとマニュアルが必要だ。マニュアルに書いてあるIPアドレスにブラウザでアクセスしたら、有線でのLANとインターネット接続までは完了できるようにすべきだ。ルーターの本体に書かれたMACアドレスの横にでも、工場出荷時のパラメーターは書いておけばさらにいいだろう。そうすれば、マニュアルもCDも見なくても、有線でのネット接続までは導ける。無線や詳細設定はメーカーのマニュアルをダウンロードすればいいんだから。

 なぜ、工場出荷状態にこだわるかといえば、他の人間がセットアップした場合に無線LANの暗号化キーとかルーターの管理パスワードが分からない可能性が高いからだ。そんなときに、メモを探すより、サクッとリセットして一から設定したほうが早いからだ(もちろん、個人用限定ね)。

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