iPod shuffle 楽しみ方はSPO

 このデジガジ(digital gadget)を楽しむには、iTuneを使いこなすことが必須だ。この点、それ自体がiTuneとなりうるHDDモデルと根本的に違う。これを見落としたまま、安いiPodとして購入に走るとショボン必至だ。そこで、快適なプレイリスト作成方法について考えてみた。
 なお、アーティストにこだわらずシングルばかりを集めている人(手持ちのCDを取り込んだリストが既にシャフル状態)や特定のアーティスト(ジャンル)だけしか聴かない人(どこをとっても一枚のCD状態)には参考にならないことをお断りしておく。

  1. (iTune)iTuneで曲のレートを入力。後でスマートプレイリストを作るときの条件にするので、ルールを自分なりに決めてから入力する。
  2. (iTune)必須のアーティスト・CDはマニュアルでiPod shuffleにコピー
  3. (iTune)レートを使ってスマートプレイリストを作る。この時の条件に、1で入力したレートを利用する。これによって、プレイリストの性格付けを行うことが可能だ。プレイリストは時間や曲数、容量の設定もできるから、どの程度までをiTuneに任せるかを決めることもできる。
  4. (iTune)3で作ったリストから曲を転送。(容量がiPodの残り容量より大きい場合には、ランダム選曲)
  5. (iPs)ランダム再生
  6. (iPs)再生される曲を聴いているときに、「このCDを続けて聴きたい」、「このアーティストの曲に連続でおぼれたい」と感じたらshuffleのシーケンシャル再生に切り替えればいい。ここで、マニュアルコピーしたリストが効いてくるのだ。
  7. (iTune)SPO(SmartPlaylistOptimize)
    • iPodからの曲の削除、更新対象曲のチェック
    • iTuneのレート見直し
    • スマートプレイリストの再構築(別のセット作成)
    • 更新したリスト(或いは別のセット)からの更新

 自分にあったリストに育てるにはこのサイクルを何回も回さなければならない。パラメーターとして使うのは、曲のレート、マニュアルとオートフィルの割合。スマートプレイリストの条件(基準・容量)などだ。これによって、ランダム度を調整することが可能だ。最適値の判断基準自体が気分次第なので、完成というものはないだろう。また、お気に入りアルバムの追加による変化もあるだろう。

 HDDモデルの場合も、スマートプレイリストを作るときにはこのSPOは応用できるだろう。HDDモデルの場合は、聴きながらレート評価できるのでSPOの効率も高いはずだ。現在プレイ中の曲のレートを下げられることが大きい。プレイ中に下げられれば、iTuneで編集するときに削除対象を決める効率が大幅にアップするだろう。

今日の占い:おうし座の彼女。取った電話の声が知り合いっぽく聞こえても、タメ口を使わないようにしましょう。あなたの大事な人かもしれません。失敗しないおまじないはiPod shuffle 1Gを購入することです。類似のリンクが出回っているようですが、ここが本家ですので、類似品をつかませられないよう、こちらからご注文ください(^^;

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iPod shuffle についての感想をwikiでまとめたりもしています。

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