ハムナプトラ 1,2,3

 ボードゲーム・オッパイという podcast で話題になっていて思い出した映画。1は自宅の録画DVDライブラリに有ったので、それで観た。自宅で録画したDVDには「ハムナプトラ2」と書いてあったが中身は1だった。2は観たつもりだったが、ボッパイの話と息子の情報と記憶を照らし合わせると観たことがない事がわかった。なので、2と3をあわせて借りてきたのだった。

 荒唐無稽なアクションで、インディ・ジョーンズを真似たというかインスパイアしたというか、ウェスタンに対するマカロニ・ウエスタン的な位置のシリーズだ。王道的な運びというより、既視感の漂うCGをふんだんに使った娯楽作品だ。

 元々、ハムナプトラというのは1でミイラが封じられた地名だったものを日本でタイトルにしたものなので、2作目や特に3作目では全く無関係になってしまって、作品中で一度もハムナプトラという単語は登場しなくなってしまったww

1.主役(ミイラ側)は何千年か前に王の妃(多妻制の妻の一人と思われる)を寝とってばれて虫に食われて死ぬという刑罰を受けた神官がよみがえる話。元軍人と女性司書がそれを封じ込めるという話。一話目なので、特に無茶な運びはなく、ロマンス有りピンチ有りの冒険活劇。

2.1の数年後の設定だが、後付の設定が色々加わって面白い。元軍人は救世主の生まれ変わりの刺青があったり、奥さん(1の司書)は1の神官によって殺された王の娘で、神官と通じていた王の妻と剣で戦った仲だったりした。突然現れるスコーピオン・キングという無敵キャラがそれに色を添えるが、ほとんど現れることなく最後にモンスターとして現れるだけなのがちょっと残念かも。1作めでは全く使えなかった司書の兄が大活躍するのは、俳優の希望だろうか(^^;

3.エジプトの魔物は完全に退治された15年後くらいという設定で、息子は青年に成長している。二人(元軍人と司書)は安定した豊かな暮らしを手にしたが刺激のない毎日に退屈した倦怠期。そこに、中国で息子が発掘したミイラが蘇る。まあ、後は似たようなハラハラドキドキ。そして、最後には4の舞台がブラジルであることが示されて終わる。
 2で後付けした、奥さんがエジプト王の娘の生まれ変わりで、夫が墓の見守りの生まれ変わりという設定は完全に忘れられているwww

 この調子で、メキシコとかタイとかトルコ、アフリカなど遺跡のあるところを絨毯爆撃で攻略して欲しい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です