iPod nano の新しいカタチ:2.5インチ縦長画面でマルチタッチ対応、28%薄型化

 大きくなったんだから薄くできても全然不思議じゃないだろう。内部の容積は大幅に増えてるんだろうから。

 iPod nano は影が薄くなってしまったが、エースとしての肩の荷を下ろしたおかげで思い切ったデザインを追求出来るようになったのかもしれない。同時に、下には shuffle があり上には touch があるという中で1万円前半という小売価格帯で発売しなければならないという制約は相当に強いものがある。

 そこで、前回は shuffle 寄りのデザインになり今回は touch 寄りのデザインになった。ムービーを楽しめるようにはしたが、カメラまで付けてしまうと touch との差別化が困難になると考えたのかビデオはもちろんスチールカメラも着いてない。

 6世代のどんがった形が好きだが、タッチパネルで操作するというUIには小さすぎるかもしれない(shuffleの操作体系なら全く問題はない。この点は物理的インターフェースと仮想ボタンインターフェースとの違いだろうが、一度考えたい)。これに対する反省か、今度は液晶(この場合には操作系インターフェースでもある)を大きくし、再度に物理ボタンを配してきた。横面に設けられた物理ボタンは正解だと思う。音楽プレーヤーのように画面を表示しながら操作するとは限らないものを操作するために一々取り出すのは無駄だからだ。自分が shuffle を好きなのは画面を見なくてもすべての操作が可能だからということが大きい。

 6世代を買っておこうかと思っていたが7世代でいいかと思い始めた。


アップルの iPhone 5発表イベントでは、第7世代になる新 iPod nanoも発表されました。1.54インチの正方形ディスプレイつきクリップだった現行6th Gen から、縦長の2.5インチディスプレイを搭載した旧nanoスタイルに復帰しています。

  • Bluetooth 搭載、歩数計内蔵。
  • 画面はマルチタッチ対応。
  • FMチューナー搭載。
  • 側面のメカニカルボタンで、ボリュームだけでなく曲送りも対応。音楽プレーヤらしく。
  • バッテリーは30時間。
  • 7色カラー展開。
  • コネクタはiPhone 5と同じく、「ライトニング」コネクタ。

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