歩くだけで社会貢献できるiPhoneアプリが刷新–クーポン提供でO2O需要狙う – CNET Japan

自分はこのアプリを入れて歩いていたことがある。今はやめてしまった。

おそらく、そのようなユーザ多くて距離が伸びない(寄付も公告も集まらない)現状を分析したのだろう。が、残念ながらダイマーズラボ代表取締役の長野英章氏は分析を誤ったようだ。このアプリを起動して走る人が増えなかったのは、「自分事」にできないからではない。レートが低すぎるからだ。自分の記録を右に貼っておく。32km歩いて寄付金が50円だ。平均時速5kmで6時間。6時間も歩いたのに 50 円しか寄付できない。こんなんなら、缶ジュース一本我慢して 100 円寄付したほうがマシだ。それに、このアプリを入れる前からもっと多くの金額を継続的に寄付している。

 去年、自分はチャリティ・ライドと称してロード自転車に乗った距離に比例して寄付をした。レートは走行距離1kmに対して20円に設定し、合計額は50,000円を超えた清算 2011年チャリティライド。4年前には 8万円寄付したこともある。自転車なら1時間で20km程度は自分でも走れる。1時間走れば400円の寄付になる。2時間楽しんでそのおすそわけに400円払うのなら全然無問題。だって、ゲームセンターに行ったら30分くらいで400円くらいは使うんだから。2時間カフェにいてコーヒー飲んでもそれくらい払うだろう。自転車に乗って楽しい時間を過ごして 400 円寄付できるなんて恵まれている。このレートに比べてアプリのレートが低すぎるのだ。

 このアプリを入れて歩いたり走ったりしようとした人はクーポンのためには走らない。Nike が今年の3月11日やったキャンペーンを覚えているだろうか。この日に Nike+ をつけて走るか歩くかした距離 1km につき 500 円の寄付を行うというものだった。そのときには、日本中の多くの人が参加しトータルで9万キロが達成された(Nike+ あんまり貢献とはならなかったが・・・)。彼らはクーポンを貰うために走ったのではない。たくさんの寄付ができることに喜びを見出して走ったのだ。

 残念なことに、ダイマーズラボ代表取締役の長野英章氏は自らの心の貧しさを露呈してしまった。この人は、何かをするときに自分への経済的な見返りがないと行動できない人なのだ。純粋に寄付するために走ったり歩いたりする人がいることを信じられなかったのだ。これを機に、アプリを消してしまう人は多いのではないだろうか。

歩くだけで社会貢献できるiPhoneアプリが刷新–クーポン提供でO2O需要狙う – CNET Japan
 ダイマーズラボは7月26日、iPhoneアプリ「CauseWalker」をリニューアルし、新たに「Road+」の名称で提供を開始した。

 Road+は、加速度センサーを使った万歩計の機能を備えた寄付アプリ。これまでは、興味を持った社会貢献プロジェクトを選択し、アプリを起動して歩くことで距離に応じたポイントを付与。そのポイントを使って寄付ができるというサービスだった。

 今回のリニューアルでは、あらかじめ設定された距離を歩くことで協賛企業のオンラインギフト券や店舗のクーポン、商品サンプルなどを得ることができる「ギフトイベント」の機能を追加した。「これまでは歩いて得たポイントで寄付ができていたが、それだけでは結局のところ(他人事に対する意味で)『自分事』にはならない。(クーポンなどのリワードが)そのための仕組み」(ダイマーズラボ代表取締役の長野英章氏)

 今回のリニューアルには、企業の社会貢献プロジェクトへの協賛以外での収益の道を探す狙いもあるという。「ユーザーは通勤や帰宅時にサービスを利用している。つまり外に出て店舗にも行く可能性がある。店舗がクーポンを発行することで、O2Oのニーズにも応えられるのでは」(長野氏)

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