長安(ちょうあん)は、中国の古都。現在の陝西省の省都西安にあたる。

もともとこの地は西周の都豊京(ほうけい)、鎬京(こうけい)と[[秦]]の都咸陽が建てられていた。[[秦]]滅亡後の戦乱を制して[[漢]]を建てた劉邦は、破壊された咸陽の郊外に新たに首都を建設し、長安と名付けた。[[漢]]の建てた長安は前漢、新、前趙、前秦、後秦、西魏、北周の首都であった。北周を滅ぼした隋の文帝(楊堅)は、これまでの長安を廃止し、その郊外・龍首原に新たな首都を建造した。はじめ大興城(だいこうじょう)と呼ばれたこの都市が、[[隋]]と[[唐]]の首都・国際都市として有名な長安の都である。

長安は[[唐]]末の戦乱で荒廃したため、首都は東の洛陽に移された。[[唐]]を滅ぼして後梁を建てた朱全忠は首都をさらに東の開封に移した。これにより首都機能を失った長安の城壁は縮小され、一地方都市となった。明の時代に、名を西安(せいあん)と改められた。-[[wikipedia.jp>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%AE%89]]

http://ja.wikipedia.org/upload/0/02/China_provinces_shaanxi.png

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