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毒殺者には女が多いといわれる。これも統計学的に動かしがたい真実である。有名なフランスのカトリック作家モーリアックの『テレーズ・デケイルウ』という小説のなかの、女主人公テレーズが、ホテルの一室で、ピンを取りあげ、青年の写真の心臓部にずぶりと孔をあけるのは、今も昔も変わらぬ女性毒殺者特有の眩暈的な心理であり、毒殺という行為が往時の咒術の延長線上にあることを、端的に示しているものと言ってよかろう。