ボヘミア(Bohemia)は、現在のチェコの西部・中部地方を指す歴史的地名。古くはより広くポーランドの南部からチェコの北部にかけての地方を指した。チェコ語ではチェヒ(Čechy)、ドイツ語ではベーメン(Böhmen)という。西はドイツで、東は同じくチェコ領であるモラヴィア、北はポーランド、南はオーストリアである。 中世から近世にかけてはプラハを中心に学問、とくにキリスト教の学者が多く活躍した。ヨハン・アモス・コメニウスの属した共同生活の兄弟団というプロテスタントの一派が三十年戦争でこの地を終われ、二度とここに戻ってくることができなかったことはヨーロッパの精神史の中でよく知られた事件である。-wikipedia.jp |