フォンテーヌブロー、FONTAINEBLEAU 12世紀のカペー王朝の時代からナポレオン3世の時代まで歴代の支配者に愛されてきたフォンテーヌブロー。もとは古い狩猟館があるだけであったが、16世紀にフランソワ1世はイタリアからルネサンスの建築家を招いて壮麗な宮殿に建て替えた。 とくに皇帝ナポレオンはこの宮殿での滞在を好み、皮肉なことに帝位を追われ、流刑にためにエルバ島へ旅だったのもこの宮殿からであった。宮殿内のナポレオン博物館にはナポレオンの遺品などが展示されている。 ■フォンテーヌブロー城 CHATEAU DE FONTAINEBLEAU 広大な森のなかにたたずむ城館。フランソワ1世からルイ16世まで7代の王によって増築され続け、中世から18世紀までの建築様式の移り変わりを見ることができる。場内にはナポレオンゆかりの庭やアパート、博物館がある。 |