ナス科ヒヨス属植物.ヨーロッパからシベリア,中国に分布.日本には野生しないが,薬用のためにしばしば栽培される.スコポラミンやヒヨスチアミンなどのアルカロイドを含み,製薬原料に使われる。http://www.oups.ac.jp/supported/koho/rensai/hiyosu.htm 学名:Hyoscyamus niger L. 科名:Solanaceae(ナス科) 日本薬局方名: 利用部位:葉:ヒヨスヨウ 用途:鎮痛、鎮痙、鎮静薬、アトロピン、ヒヨスチアミンの製造原料(副交感神経遮断薬) 成分:アルカロイド:atoropine (dl-hyosucyamine), scopolamine http://pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/~yakusou/BOTANY/B_GARDEN/DATA_LINK/hiyosu_D.htm ユーラシア原産の多年草。葉を鎮痛、鎮痙薬とする。トロパンアルカロイドを含み、主成分ヒヨスチアミン(hyoscyamine)はアトロピン(atropine)の光学活性体(左旋性)である。 ヒヨス [学名]Hyoscyamus niger L.、ナス科ヒヨス属。漢名:ロウトウ。ヨーロッパ、アジア西部、北アフリカに分布し、山地、道ばた、河岸の砂地に生え、ときに薬用に栽培される越年草。 |