アルカロイド、alkaloid

=窒素を含む一群の有機化合物で、主に植物体から単離される塩基性物質。
分子中に窒素が結合していて、そのためにアルカリ性を示すので、「アルカリもどき」を意味するのでアルカロイドの名がある。
◎多くは薬理学的活性を示す。
モルフィン(モルヒネ)
コカイン
アトロピリン
ストリキニーネ
キニーネ
カフェイン
コルヒチン

アルカロイド内容
トロパンアルカロイドナス科植物のヒヨス属、ベラドンナ属、ハシリドコロ属が生産する。「アトロピン」「スコポラミン
インドールアルカロイド○ニチニチソウが生産する「ビンブラスチン」「ビンクリスチン」。○インド蛇木のレセルピン。
イソキノリンアルカロイドキンポウゲ科オウレンが生産する「ベルベリン」

http://www.naoru.com/alkaloid.htm

ルカロイドは総じて強い生物活性を有し医薬品として利用されるものも多い(→植物起源医薬品参照)。また、今後の医薬品の創製においても、アルカロイドはもっとも期待できる先導化合物のソースとして重要な存在である。一方、激しい生理作用や生物活性の故、有毒物質として存在することも多い。中にはトリカブトアルカロイドのように致死性成分も多く、生薬でアルカロイドを多く含むものは使用に細心の注意が必要である。
http://www2.odn.ne.jp/~had26900/constituents/about_alkaloids.htm

:オブジェ
:自然物


トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2005-02-26 (土) 12:58:41