foursquare の楽しみ方を試行錯誤中
Twitterといいfoursquareといい、アカウントを作っても何も起こらないので、戸惑うことが多い。初めて使おうと思う人には、参考リンクを一通り読んでみる事をお勧めする。それらを全部読んだらここから下を読む必要は多分ない。
ここは自分で迷ったことや不明で調べたことなどを書き加えていく場所にする。飽きて放り出してしまうかもしれないことをあらかじめお断りしておく。また、ソフトのバージョンアップなどでUIが変わってしまうかもしれないが、フォローする気はない。2010/6時点でのサービスについて書いていると思っていただきたい。
また、筆者はiPhoneでの使用を前提としているのでそれ以外のモバイルデバイスについては全く分からない。
ウェブページ †
Me †
アカウントのトップページ
- total nights out:夜間にcheckin回数。何時以降が夜なのか不明。
- total checkins :チェックインの回数。
- to dos now doneが何をカウントするのか現時点では不明。他のユーザのtipsにチェックを入れて、その場所に行ってcheckinしたらカウントされるのか、その場所でtips入力しなければいけないのか要検証。
- total things done:Tipsを入力した回数
- TOP12(タブ):Tipsを入力すると、最新の12件がここにリストされる(他にリストされるものがあるかもしれない)。右上のtotal things doneにカウントされる。
- ToDos?:自分でどこかの venue に行きTodoを入力したものと、他のユーザが入力したTipsのTodoチェックボックスにチェックを入れたものが並ぶのではないだろうか(予想)。
- badges:獲得したバッジアイコンが表示される。
- MYORSHIP :Mayersになっている venue がリストされる。
- FEED:checkin履歴みたいなもん
- FRIENDS :マイミクみたいなもん
HISTORY †
checkin履歴
カテゴリが登録されていない venue についてカテゴリ登録ができる。他人が登録した venue であっても自分がMayerになれば編集が可能になる。
プライバシー的に消したいところなどはここで削除(ポイントは残る)可能。
STATS †
ステータス
一月目とかには意味は薄いが、継続して使っていくと統計数字好きには楽しめるのではないだろうか。iPhoneでは見られない。
FRIENDS †
友人を探したり招待したりするためのページ。筆者には余り縁がない。
無償でダウンロードできる。以下のUIは全て2010年6月時点のものです。バージョンアップ等で変更されているかもしれませんのであらかじめご了解ください。
Friends †
最近の自分及びFriendsがcheckinした venue がリストされる。
- shout画面
フィールドにテキストを入力し、Shout it ボタンを押す。
friendsに一斉送信しTwitterに投稿。(使ったことがないので不明)
Places †
メイン画面といっていい。移動中に自動的にリストは更新されていて面白い。ただし、見とれているとあっという間に電池がなくなるから注意(w
checkinしたい venue が表示されたらタップしてcheckin画面に遷移。
見当たらない場合は文字列検索を行う(上のテキストフィールドに文字列を入れ検索ボタンをタップ)。検索結果に遷移。
- My favorities:自分が最近checkoutしたVenueのリスト。
- Nearby:近く(半径3kmくらいかな?)にあるVenueのリスト全部。
TIPS †
- NEARBY TIPS:近くに存在するVenueに対して他のユーザが登録したTIPSが表示される。使い方が徹底されていないのでまだ使い道がない。東京だと有益な情報があるんだろうか・・・
- MY TO DOS:To Do 設定した Venue が表示される。
user page(アカウント名が表示) †
- list/tab
- History:checkinした venue がリストされる。リストをタップするとDetails画面に遷移する。
- Friends:Friend管理画面。新たに登録申請をしたり、Friend登録申請を承認したりできる。考え方は mixi のマイミクに近い。相手に承認されないと Friend にはなれない。これについては、リアルタイムで正確な位置情報を知ることができるので、一方的にフォローできるような状況ではストーカーツールになりかねないから当然の配慮といえる。下には現在のFriendsが表示され、FriendをタップするとFriend詳細画面に遷移する。
- buttons
- Mayership:持っているMayerの数が表示され、タップするとリストが表示される。
- Badge:アンロックしたバッジ数が表示され、タップするとバッジ表示画面に遷移する。
- グリッド(右上の四角ボタン):STATS画面に遷移。
- friend tab
- Add friends:friendにしたい誰かを探すためのUI。twitterやfacebookに登録している相手は簡単に探せる。それ以外はメールアドレスを入力してメールで申請する。相手がfoursquareユーザであればfoursquareで申請可能。
- foursquare経由で申請されたとき、承認する場合に使う。筆者は申請しかした事がないので詳細は不明。
- A-Z
現在のfriendが表示されるリスト。
人数が多い場合はA,Bといった目次が作られるのだろう。これも詳細不明。
- ユーザステータス画面
- ステータス表示:フレンド登録しているユーザのランキングリスト。
- foursquareのウェブサイトへのリンク
checkin画面 †
CHECK-IN HERE というボタンを押すとSHOUT入力画面に遷移。右上のボタンを押すとメンテナンスメニューが表示される。
- people
その venue のMayerと最近その venue を通った人がリストされる。その人をタップしてFriend画面に遷移することも可能。
- Details:
そのvenueの詳細情報。下の地図でその venue の位置を確認する。下のveiew tweets nearbyリストにその近くで tweet されていれば、表示されるらしい(筆者は見たことがないが)。
- Tips
venueについて投稿されたTIPSがリストされる。
リストをクリックするとTIPSの詳細画面に遷移し、そのTIPSを自分のToDoに入れたり、そこに行ってTIPSを実行したことを報告したりできる。(例:誰かがTIPSとして「ここのたこ焼きお勧め」と書いたときに、そこに行ってたこ焼きを食べた事を報告する)
- メンテナンスメニュー
- Add a Tip her:TIPSを入力する画面に遷移する
- Flag Incorrect adress:venueの位置データが誤っているときに住所データを入力する画面に遷移する
- Flag venue as closed:事前に登録されている商店や施設などが存在しない。閉店してしまっているような場合に報告する。
- Flag venue as duplicate:同じ場所に複数の venue が登録されている場合に報告する。
shout入力画面 †
フィールドにShoutを入力して送信する。
Twitterなど他のサービスにポストするかしないかはフィールド右下で選べる。筆者はTwitterしか登録していないからTのアイコンしかないが、facebookに登録しているような場合はFアイコンも表示される(に違いない)。
URL圧縮とか文字超過の場合に他のサービス経由で送ったりといったことはできない。
shoutで送ったテキストはvenueには関係付けられない。
検索結果 †
- result:該当の文字列を持った venue が見つかればここにリストされる。
- checkinしたい venue があればタップ。Details画面に遷移する。
- add this place:checkinしたい対象がリストにない場合にタップ。新規登録画面に遷移する。
- Check-in here anyway は venue を作らずにその場所でshoutするためだけに使う。用途は不明。
新規登録画面 †
- add
- Name(必須):名前を後で修正することは困難なので十分に注意して登録することが必要。
- Category(任意):後で登録することも可能なので、出先で登録するときなどは名前だけの入力でも構わない。
- Address(任意):Category と同様。
必須用語 †
- Venue:場所(これがこのサービスのキー)
- Checkin:Venue にいることを報告すること
- shout:check-inしたときにつけるコメント:Twitterへのリンクを設定しておけば自動的にTwitterに投稿される。位置情報をつけてTwitterにポストするUIとしても使える。
- points:ポイント
- RPGの経験値みたいなもの。
- 登録された venue にcheckinすることで加算される。
- 新規登録など他の条件をクリアするとボーナス的なポイントが加算される。
- The Mayor
- その venue での最多checkin回数記録保持者だけが持てるステータス。自分で良く行く場所を登録し繰り返しcheckinすれば比較的楽にMayerになれる。ただし、checkin回数が多いことの証なので、Mayerになったからといって放置していると失ってしまう。多くの人がcheckinするところでは厳しい争いになるかもしれない。
- アメリカではリアルビジネスと提携してMayerに対する特典を用意するケースもあるらしく、Mayerに対する競争を煽っているらしい。
- Badge 特定条件をクリアするともらえてユーザ情報として公開される。回数で得られるバッジや複合的な条件をクリアしないと得られないものなどがある。ヲタたちは珍しいバッジをアンロックするためにいろんなところに出かけている(のか?)。
- Tips:その venue に対するコメントを付けられる。お店や観光地で「ここのXXはおいしい」といった情報を付加することでその場所や施設に対する広告になり、集客に繋げられるかもしれない。そして、さらにリピーターを増やすためにMayerを設定するという流れだ。
他のユーザが書いたTipsを見ることができ、自分のToDoに取り込むことができる。(Aさんが行っておいしいといっていたBという飲み物を覚えておこうといった使い方か?)。
- 注意:頻繁にcheckinするとポイントが加算されなくなる。サービスの基本コンセプトとして、遊び場に行ってcheckinし、そこで何かをして(消費するということだ)その感想をtipsに登録するという遊び方を想定しているので、ポイント集めを目的としたじゅうたん爆撃的なchekinは排除するのだろう。これも、ポイントやバッジ争いを過熱するための配慮と考えられる。制限がなかったら都市に住んでいる暇人がcheckinを繰り返して大量にポイントやバッジを取得することになってしまい、普通のユーザのモチベーションが落ちてしまう可能性があるから。
- ToDo:venue に行ったらしたいことなどをメモにして登録しておく。(他のユーザには見えない?)
- friend:SNS的なつながりがなければ始まらない。foursquareに登録していてTwitterでフォローしている人には簡単にfriend申請が行える。相手の承認がなければ登録はされない。
- venue の登録にはプライベート設定ができ、その場合は自分とfriendだけで共有が可能になる。
- friendがチェックインしたらメールが来るように設定できる。
- Twitterやfacebookにcheckin情報などを自動的にポストすることが可能なので、twitterでつながっているような相手の場合にはfriendからの連絡メールは止めておいたほうがいいかもしれない。
楽しみ方:感想 †
こうしたサービスの限界として、「一通り登録しちゃったらやることなくなって飽きた」、「既に登録されていて面白くない」がある。地図情報共有サービスがイマイチ盛り上がらないのもこれが原因ではないかと思う。
foursquareが面白いのは、同じところに何回も行くことでプレーヤーステータスをあげることができることだ。RPGでいう経験値のようなものだ。経験値が増えレベルが上がるといった飴があれば退屈なレベル上げも苦痛ではなくなる。それと似たシステムがここにはある。
geocashing 的な楽しみ方もあるかもしれない。実際の宝探しや宝の意外性や共有感といったリアルさは得られない。geocashingはその場所に行って、そのものを見つけないといけないが、foursquareは近くでiPhoneのボタンをタップするだけだから。
バッジには「一日に何回駅でcheckinしたらunlockされる」とか、「月に何回運動施設に行ったらunlockされる」といったものもあるので、特定のバッジ目当てに街をうろつくのもあり。
田舎に住んでいるとハンデが大きいが、逆に言うとMayer数を増やすのは簡単。奪われる可能性は少ない。かといって、誰も来ないような田舎の個人商店を登録して楽しいかと言われると辛いものがあるが。
登録ユーザとしての楽しみもあるが、aroudmeと同じように周辺施設・サービスの情報検索としても密度が濃いものになりそうな予感はある。それは、一回登録したら終わりではなく、複数のユーザが複数回数checkinしたりコメントを残したりすることで情報がどんどん補完されていくシステムになっていることによる。新規登録に対するモチベーションが大きい(Mayerになれポイントも加算される)ため、新しい venue の登録頻度が大きくなると期待できるからだ。
ビジネスモデルとは離れるだろうが、XX山の頂上とかを登録して年間何回登ったといった記録を残すのも面白そう。また、知らない人がその山に登っているのを知るのも楽しい(うちの近所の山頂にある神社には参拝記録ノートがあって、それを見るだけでけっこう楽しい。「この人毎日登ってる」とか「この人夜中やん」とか・・・)
twitterのご近所検索と同様の使い方もできる。フォローしたい相手を探したいときなどには、物理的に近い人は共通の話題も多い可能性が高い。
現時点の筆者の生活圏が悪いためか、Tipsにはあまり有益な情報はない。また、Venueは店が中心で、aroundmeにあるような地図情報は少ない。病院や公共施設、郵便局、公園といった生活情報的なVenueはほとんどない。このあたりは、ポイント設定やバッジの条件に加えたらいいと思う。
Venueに電話番号などの有益な情報を付加することについてもポイントやバッジを与えるといいとおもう。「venue の電話番号を30件入れたときにのみアンロックされるバッジ」とかあればfoursquareヲタが調べて入れてくれるに違いない。他人のフンドシアプローチこそがweb2.0の真髄だ。(って、web2.0ってあまり聞かなくなったね)
一つ不満なのは、自分で間違えて登録してしまったvenueのメンテナンスが面倒なことだ。名前を間違えて入力したり、GPSの位置情報がずれていたりしたときに修正することができない。ウェブのfeedbackに申請することで削除は可能だが、非常に面倒。自分だけでなくほかのユーザにも迷惑なので、新規登録者だけの特権で構わないから、編集できるフォームが欲しい。
checkinとaddを電池と時間が許す限り行うこと。これがfoursquareだ。RPGで延々とレベル上げを行えるような人間はcheckinポイントやバッジ数が増えることだけを喜びに楽しみ続けることが可能だろう。
venue名の付け方 †
新規登録のときに、XX銀行yy支店の場合、yy支店は入れなくてもいい。
For chains or venues with multiple locations,
you no longer need to add a location suffix.
So "Starbucks" or "Apple Store" is fine
(instead of "Starbucks - Queen Anne" or "Apple Store - Uptown").
Shout、TIPS、To Do の違い †
- shout:他のユーザがvenueを観たときに表示されない。自分のHistoryに残りTwitterに投稿される。
- TIPS:他のユーザに対してvenueの紹介を行う。サービスが想定しているのは、お勧めのグッズやサービス、メニューなどを登録することのようだ。
- To Do:他の人のTIPSを見て、「ここにいったらこれを食べたい」といったことを、記憶しておくために使うことが想定されている。なので、To Doのリストは公開されない(らしい)。
注意事項 †
正確な位置をリアルタイムで投稿するサービスなので、プライバシーには十分注意が必要。friendは承認が必要だが、twitterへの投稿を行うようにしていればフォローしている人たちには筒抜けだ。しかも、twitterは承認なく登録が可能なので、女性は特に注意が必要だろう。まあ、都会でやっている分には、個人の特定など不可能だから影響は少ないかもしれないが・・・
参考リンク †