六甲山は阪神間に住む自転車乗りにとって一つの目標だ。先人の残したルートを参考にいろんなアプローチでアタックできるところも面白い。

 これより厳しい山はいくらでもあるだろうが、これだけいろんな道から登れるところは少ない。山頂付近も開けていて刺激が多く、登りきったときに疲れを癒すことができるのも人気の一つだろう。

 ALPSLABに登録されたルートから典型的なものをピックアップしておく。ALPSLABは標高図も見られるので難易度の参考にできる。初めて登る初心者は楽なルート探索に、経験者はより難易度の高いルートを探すことができる。

アタック

東ルート

盤滝口までのアプローチによっていろいろなルートが存在する。

逆瀬川:比較的楽といわれている。

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=a312c920d625cf1bfe5223321bacd18c

神呪寺経由 :コープ甲陽園から貯水池までの激坂で足を使いきらないようにしよう。

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=b521ad778b600f8bd9521c76b7692cc0

仁川:甲山までも激坂。

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=525aebcb2c53c05ce3f4b8ed796330c6

夙川:夙川学園高校のグランド横から鷲林寺までもかなりハード。

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=135d00f1cdb6d4ccb49eed70b0f1da54

宝塚スタートで蓬莱峡・船坂・小笠峠経由:盤滝口までに峠越えを入れるという最強ルート。

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=17d885174de8fa824f8b31237cd62833

船坂・小笠峠経由で東からアタックしたときのログ。

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=e85b6826fc00778f5a8bfe52d742fd93

西ルート

 斜度は比較的おだやかだが、その分距離は長い。自動車の交通量も比較的多い。

小部峠経由

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=d2ce342810f7a0f17cb42ddeca873025

再度山経由

 再度山までの道が細いのと交通量が多いので要注意。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=cfbf5d6f9c9f580d91515028e7795004

南ルート

表六甲

北ルート

 北ルートは裏六甲一本しか道がないが、有馬街道に至までのルートはスタート地点をどこにするかによって、いくつか考えられる。

 裏六甲は路面もきれいで、スタート地点の標高が高いので、意外に楽に登れる。自動車の交通量も少ないのもいい。北向き斜面で木陰もあるので夏でも比較的登りやすいと思われる。

裏六甲

 一番きついのは、有馬街道から裏六甲の入り口まで。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=f19d01c4034ecf6f53f4f27b6f4e8eaf

蓬莱峡・有馬温泉・裏六甲

 蓬莱峡という400mの標高差を越えた後で、アップダウンを繰り返した上で裏六甲に入るので、時間と体力が必要。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=23d8728b624c5b4baf8e7f9c47b5bed5

R176・有馬街道・裏六甲

 蓬莱峡と有馬温泉のアップダウンを避けた、比較的楽なルートだが、R176を走る心理的ストレスは大きい。狭い上に自動車の交通量が多い登り道を10km以上走らなければならない。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=107879c44adb4cb56e93ecef1f3e287c

小笠峠・船坂・有馬温泉・裏六甲(盤滝口までのルートは東ルートと同様)

 最大斜度20%超という激坂を越えた後で、有馬温泉のアップダウンをこなし、裏六甲にいたるルート。小笠峠入口までに相当に体力を使っているはずなので(東ルート参考)、かなりきついルートといえる。

周回

往復だけでなく、方向を逆にすることでも楽しみが広がる。

東から登る最強ルート

六甲山を縦走というとこのルートを思い浮かべる。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=17d885174de8fa824f8b31237cd62833

再度山・西六甲・盤滝口・夙川

路面状況が最悪なので、東ルートに下ることはお勧めしない。非常にストレスが溜まるだけでなく危険を伴う。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=470f0c6457ff3cac6b4570f965d4de13

有馬街道>西六甲>盤滝>小笠峠>船坂

西からのアプローチで体力を温存することが重要なルート。ピークは小笠峠から船坂へ越える峠道。これも、東を下るのであまり好きではない。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=fea9836d29572d8dd0b7f9cd4110874c

東コース・夙川アプローチから登り、裏六甲から下るルート

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=8d4b858ebaa45db55d298ec378d37dcd

表から登って裏を下るルート

往復する自信がなかったので、東から回り込んでR2からアタック。得意交差点までで1時間半かかった。このルートの近くの人なら誰でも使える周回路。表六甲以外は楽。走行距離は約60km4時間弱(貧脚中年オヤジ計測)なので、半日あれば楽勝。お試しあれ。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=3b84e3b54e1ac1e172eace9397b32bd6


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Last-modified: 2008-05-01 (木) 18:01:27