グループウェア/DocuWorks
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**機能 [#o82956b1] 機能が多いので、こちらで確認したほうがいい。 [[オフィシャルサイト>http://docuworks.fujixerox.co.jp/]] [[一人で学べるDocuWorks>http://www.fujixerox.co.jp/soft/docuworks/lesson/index.html]] **概観 [#mcd7e7bd] -pdfライブラリか、マイクロフィルムデータベースのような感じか・・・ -昔、何百万円かした電子ファイルシステムを現在のクライアントサーバーシステムに落とし込んだシステムといえるだろう。 -デジタル文書(wordやexcelオブジェクト)はウィンドウにドラッグ&ドロップして登録する方法と、プリンタドライバとして組み込まれているので、プリンタの一種として洗濯することでDocuWorks文書で書き出すことが可能。 -アップロード時、専用フォーマットか元のフォーマットか両方かを選択可能。オリジナルフォーマット化した文書は索引付けが行われるらしく、本文の検索も可能になる。 **感想 [#mac85a6a] -「DocuWorks文書ならワープロのバージョンや環境に左右されない」というが、DocuWorks文書リーダーがAcrobatReaderの普及率とは比べ物にならないくらい低いから、実際にはこれに統一することは不可能だ。法的に定められた文書としても、pdfは認められるがDocuWorks文書は認められてない。 -DocuWorksプリンタドライバは筆者の環境では機能しなかった。原因は追究していない。そういうケースもあるということで知っておいていただきたい。 -機能は豊富だが、筆者の勤めている会社ではその機能の10分の1も使っていない。サイボウズ・ガルーンのファイル管理で十分のような気がする。 -他のツールでもそうだが、組織としての活用に対する取り組みがない限り活用はできない。入れ物だけ置いても、使い方が分からないからだ。また、活用のルールを策定して統一しないと効果はない。wikiでもページ名は重要だが、同じように命名ルールを決めておかないと探すのが大変だ。紙をスキャンした文書などはキーワードとなる文字列データを持っていないので、どうするかが問題だろう。 -事例では、紙のデータを遡ってデータベース化したという企業があったが、原本を捨てられない文書も多いはずだ。また、原本を捨ててしまったら、バックアップ体制を強力にとらないといけなくなるだろう。 -しかし、これらのことは、サーバー上に共有ファイルを置いて、ネーミングルールを厳格に運用するのと大差がない。 -別アプリケーションで作ったデータの統合が可能といっているが、DocuWorksにした時点で元データとは関係がなくなっているのであまり意味はない。当然、元の文書としての編集も不可能だ。Excelのように式を持っているわけではないのでDocuWorksとして文字列の修正はできても、値は変わらない。あくまでも、静的な文書のストレージというイメージだ。 -DocuWorksフォーマットを活用した、トリッキーな小技(冊子用プリントとか大きさの違う文書の統合)は、ファイル共有ではできないが、フォルダ単位でまとめておけばたいして不都合ではない。 -今、pdfはテキストの次にプラットフォームフリーなフォーマットになりつつある。OSXでは標準のドライバでpdfに書き出すことも、標準ツール(preview)での表示も可能だ。AdobeAcrobatReaderをインストールする必要すらない。それどころか、FSWikiはページデータをpdfに書き出すこともできる。こんな広がりは、DocuWorksには全く望めない。 ---- -[[:コラボツール]] #ls2(グループウェア)
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**機能 [#o82956b1] 機能が多いので、こちらで確認したほうがいい。 [[オフィシャルサイト>http://docuworks.fujixerox.co.jp/]] [[一人で学べるDocuWorks>http://www.fujixerox.co.jp/soft/docuworks/lesson/index.html]] **概観 [#mcd7e7bd] -pdfライブラリか、マイクロフィルムデータベースのような感じか・・・ -昔、何百万円かした電子ファイルシステムを現在のクライアントサーバーシステムに落とし込んだシステムといえるだろう。 -デジタル文書(wordやexcelオブジェクト)はウィンドウにドラッグ&ドロップして登録する方法と、プリンタドライバとして組み込まれているので、プリンタの一種として洗濯することでDocuWorks文書で書き出すことが可能。 -アップロード時、専用フォーマットか元のフォーマットか両方かを選択可能。オリジナルフォーマット化した文書は索引付けが行われるらしく、本文の検索も可能になる。 **感想 [#mac85a6a] -「DocuWorks文書ならワープロのバージョンや環境に左右されない」というが、DocuWorks文書リーダーがAcrobatReaderの普及率とは比べ物にならないくらい低いから、実際にはこれに統一することは不可能だ。法的に定められた文書としても、pdfは認められるがDocuWorks文書は認められてない。 -DocuWorksプリンタドライバは筆者の環境では機能しなかった。原因は追究していない。そういうケースもあるということで知っておいていただきたい。 -機能は豊富だが、筆者の勤めている会社ではその機能の10分の1も使っていない。サイボウズ・ガルーンのファイル管理で十分のような気がする。 -他のツールでもそうだが、組織としての活用に対する取り組みがない限り活用はできない。入れ物だけ置いても、使い方が分からないからだ。また、活用のルールを策定して統一しないと効果はない。wikiでもページ名は重要だが、同じように命名ルールを決めておかないと探すのが大変だ。紙をスキャンした文書などはキーワードとなる文字列データを持っていないので、どうするかが問題だろう。 -事例では、紙のデータを遡ってデータベース化したという企業があったが、原本を捨てられない文書も多いはずだ。また、原本を捨ててしまったら、バックアップ体制を強力にとらないといけなくなるだろう。 -しかし、これらのことは、サーバー上に共有ファイルを置いて、ネーミングルールを厳格に運用するのと大差がない。 -別アプリケーションで作ったデータの統合が可能といっているが、DocuWorksにした時点で元データとは関係がなくなっているのであまり意味はない。当然、元の文書としての編集も不可能だ。Excelのように式を持っているわけではないのでDocuWorksとして文字列の修正はできても、値は変わらない。あくまでも、静的な文書のストレージというイメージだ。 -DocuWorksフォーマットを活用した、トリッキーな小技(冊子用プリントとか大きさの違う文書の統合)は、ファイル共有ではできないが、フォルダ単位でまとめておけばたいして不都合ではない。 -今、pdfはテキストの次にプラットフォームフリーなフォーマットになりつつある。OSXでは標準のドライバでpdfに書き出すことも、標準ツール(preview)での表示も可能だ。AdobeAcrobatReaderをインストールする必要すらない。それどころか、FSWikiはページデータをpdfに書き出すこともできる。こんな広がりは、DocuWorksには全く望めない。 ---- -[[:コラボツール]] #ls2(グループウェア)
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