自転車に関する単語を書きとめていく。
メーカーやブランド名については代表的なもののみに留める。

-105(ヒャクゴ、イチマルゴ)
SHIMANO のロードコンポーネントの第三グレード。性能的な差は大きくはないが、10速なので上位グレードとの互換性が高い。
-BB(ボトムブラケット)
クランクとフレームの接合部に使われるクランク軸受け。
-BBB
アイウェアや工具などを扱っている大手メーカー
-Campagnoloカンパニョーロ(カンパ)
ロード用コンポーネントで有名なイタリアのメーカー。
-CATEYE
ライトやサイクルコンピュータを製造する日本のメーカー。
-GIANT(ジャイアント、ジャイ)
世界最大の販売台数を誇る台湾の自転車メーカー。安価なルック車からツールで使用されるようなレーサーまで幅広いラインナップがある。
-LED
発光ダイオードを光源にしたライト(ランプ)
-MTB
マウンテンバイクの略
オフロードでのグリップを重視した太いブロックタイヤが特徴だが、デザインの目新しさから街中で使うことが流行し、デザインだけをまねたルック車を生み出した。
サスペンションの有無やフレームの形状などで個性のあるスタイリングが魅力。
-PORAL
サイクルコンピュータや心拍計で有名なメーカー
-SORA
SHIMANO のロード用最下級グレード。従来は8速だが、2007年に9速化された。チェーンリングの設定も見直され、初心者用のコンポーネントとして安心して使えるものとなった。(従来は、上位にしたくとも変則段数の壁に阻まれて総換えするか、トライアンドエラーでやってみるしかなかった)。
-SPD
シマノのオフロード用ビンディングシューズ・ペダルに採用されているビンディングシステム。
-STI
シマノの変速機システム。それまでは組合せが自由であったが、STIの東条で変速機とレバーとの互換性が重要になり、市場から他社を駆逐することになったらしい。
-TIAGRA
シマノのロードコンポーネントの中で、4番目のグレード。2006年にリニューアルし評判は上場だが、10速へのアップグレードパスがないことがネック。ホビーユーザが使い続けるためにこれを使うのはコストパフォーマンスの高い選択かもしれない。
-TOPEAK
バッグや工具を扱っているメーカー
-ULTIGRA
シマノのロードコンポーネントの中で、2番目のグレード。
-アイウェア
目を保護するための眼鏡。目を異物(砂や虫など)から守ったり、乾燥を防ぐために必須。日よけのみに使うものではないので、サングラスとは呼ばないことが多い。
夜走るときでも着用できるものが望ましい。
簡単にレンズが交換できるものもある。
-アウター
--複数のチェーンリングがついた機種で一番外側の大きなギヤ
--ブレーキや変速機のワイヤーが通るチューブ
-アシスト
ロードレースで、エースを補佐する役目を担う選手。
得意分野を活かしてチームの勝利(目標達成)に貢献する。その仕事は多岐にわたり、時にはエースの風除け。水の配達。マシントラブル時の対応(エースがパンクしたら自分のホイールを渡して自分はサポート車が来るのを待つこともある)。集団のコントロールやアタックを押さえ込んだり自らがアタックをかけて敵のペースを撹乱することもある。
-アタック
集団から抜け出して先行すること。>カウンターアタック
-アヘッド
ステムの形状。今のロードの主流。
-アルミ
金属の一種
フレームにアルミが使われる場合は、固くて重いことが多い。
安価で工作が簡単なので、入門クラスのフレームに多用される。
-インナー
--チェーンリングの一番小さなギア
--ブレーキや変速機のワイヤー。アウターに対してインナーと呼ぶ。
-エース
チームで優勝を目指す選手。
-カーボン
炭素繊維を樹脂で固めて焼いたもの。
軽く強度が高く、振動吸収性に優れている。加工が難しく手間がかかるので、高価なフレームに使われることが多い。
-カーボンバック
カーボンの衝撃吸収性とアルミの安価で加工しやすい特製を活かし、メインのトライアングルはアルミにしシートステーとチェーンステーのみをカーボンにしたフレーム。
-カウンターアタック
集団が先行者に追いついたときに、その隙を突いてアタックをかけることをいう。
-クライマー
上り坂が得意な選手。
峠でのポイントを稼いで山岳賞を狙う。山岳部では風の影響がわずかに減ること。集団のメリットが得られにくいこと(道が狭く曲がりくねっていると集団ではスピードが出せない)から、山岳を得意とする選手の逃げが成功する可能性も高い。
-クランク
ペダルを回す力を受け止めてギヤの回転にかえるためのパーツ。
-クリンチャー
チューブを必要とするタイヤ。
-グローブ
手袋
-クロスバイク(クロス)
ロードとMTBの中間の性格を持った自転車。
700cのタイヤと起きた乗車姿勢+フラットバーというのが基本的な形だが、様々なバリエーションがあり、MTB寄りだったりロード寄りだったりする。
ロードのハンドルをフラットバーに変えただけの場合は、フラットバーロードと区別されるケースもある。
-クロモリ
クロームモリブデン鋼の略。鉄に添加物を加えて強度や弾力性を改善したもの。
-ケイデンス
クランクの回転数。一分間に何回したかを数字で表す。例:95rpm
-ケージ
フレームに取り付けられた、ボトルを固定するための固定金具。昔は、アルミ棒を曲げたような形状のものが多く、鳥かごを連想させたのでこう呼ばれる。
最近はカーボンなどの軽量素材を使ったものも多いが、習慣からケージと呼ばれる。
-コンパクトドライブ
高ケイデンス走が主流となり、大きなチェーンリング(前ギア)を使う機会は減っている。そこで、トータルキャパシティを低めに設定し、より実効の高い変則の組合せを使おうという動きが増えた。
そこで、小さめのチェーンリングを装着したクランクをあえてコンパクトクランクと呼んでいる。実際には、インナー34、アウター48程度。
-コンポーネント
ブレーキ、変速機、ギア、チェーン、ハブ、レバー等の機能パーツの総称
-サイクリングロード(CR)
川沿いに設置された自動車通行禁止の自転車・歩行者用道路
-サイクルコンピュータ(サイコン)
速度や走行距離、時間を計測し表示する機器。ケイデンス、高度、心拍、を測れるものもある。
-サコッシュ
補給ポイントで選手に補給食を渡すために使われる小さなバッグ。
選手は自分の好きなものをいくつかジャージのポケットに入れ替えて、残りはバッグごと道端に投げ捨てる。沿道のファンへのお土産になる。
-サス(サスペンション)
可動フォークやスイングアームに連結されてショックを吸収するばね。金属コイルばねや空気・ガスなどが封入される場合もある。
-サドル
自転車に乗るときに腰掛ける場所。
-サドルバッグ
サドルのしたの空間に取り付ける小さなバッグ。レース中に使用することはないが、通常の走行時にはスペアのチューブや工具などを運ぶのに使われる。
-シートステー
フレームの一部でサドルのジョイント部分からリヤハブに斜めに延びるチューブ。
-シートチューブ
フレームの一部でシートポストが入る。縦のチューブ。
-シートポスト
サドルの乗る棒。
-シマノ(SHIMANO)
自転車コンポーネントの代表的メーカー。釣具でも有名。
-ジャージ
シャツ。
自転車用ジャージは走行中邪魔になりにくい背中にポケットがあることが特徴。
-シャフトドライブ
駆動力の伝動に金属製の棒を使用するもの。シャフトのギア部分は密閉されているのでメンテナンスフリーだが、機構が複雑なので高価なため普及していない。
広い変速キャパシティを確保できないので、スポーツバイクで使われることはない。
-シューズ
自転車用のシューズには力をロスしないように固い底のものが使われる。
ビンディングペダル用のクリートを取り付けれられるものが多い。シューズとクリートは組合せが決まっているので、ビンディングのタイプと互換性があることを十分確認しておくことが必要。
-ジロ・デ・イタリヤ(ジロ)
5月にスタートするイタリア一周レース
-ステージ
-ステム
-スプリンター
-スプリント
-スプロケット
-スリック
-センター
-センチュリーライド
-タイムトライアル(T.T)
-タイヤ
-ダウンチューブ
-チームカー
-チェーンステー
-チェーンリング
-チューブ
-チューブ
-チューブラー
-ツール・ド・フランス(ツール)
-ツールボトル
-ディープリム
-デュアルコントロールレバー(デュアコン)
-デュラエース(デュラ)
-トークリップ・トーストラップ
-トップチューブ
-トリプル
-トリプル
-トレイン
-ニュートラルカー
-バーテープ
-ハードテール
-ハートレートモニター(心拍計)
-バイク(Bike)
-ハブ
-ハブダイナモ
-バルブ
-ビード
-ピスト
-ヒルクライム
-ビンディングペダル
-フィクシー
-ブエルタ・ア・エスパーニャ(ブエルタ)
-フォーク
-フラットバー(フラバ)
-ブルベ
-ブレーキアーチ
-ペダル
クランクに取り付ける部品。推進力を得るために加える力を直接受け止めるのがこのパーツ。
多くのロードバイクにはビンディングペダルという金具でシューズを固定するタイプが使われている。
ペダルとビンディングの種類はいくつもあり、互換性はない。ペダルを変えたらシューズも買いなおさなければならなかったりする。
ロードバイクの場合完成車でもペダルが付属していないものがあるのはこのせい。
-ヘッドチューブ
-ベルトドライブ
ベルト駆動の自転車。
チェーンの掃除や給油が不要で、伸びもほとんどない。給油しないので汚れにくいなどの特徴がある。
固定ギアや内装変速機の一時ドライブトレインとして優秀だが、価格が高いために普及にはいたっていない。
-ヘルメット
基本的には転倒時の頭部の保護帽。
モーターサイクル用のものと基本的な考え方は一緒だが、より軽量と通気性が求められるために独特の形状をしている。
その中でも、タイムトライアル用のものさらに特別で、頭部の後ろ側にできる空気の渦を小さくするために流線型で後部が長くなっている。
レースでは着用義務があり、一般道でも着用が推奨される。少なくともスポーツバイクに乗るときにはヘルメットはかぶるようにしたい。
-ボトル
水筒
専用のケージに収まるようになっていて、飲み口のフタが独特で手を使ってあけなくてもいいようになっている。
-マイヨジョーヌ
黄色い色のジャージ
ツールドフランスで前日までの総合タイムが一番短い選手が着用を許される。
-マフェトン理論
心拍トレーニング理論
-ママチャリ(シティサイクル)
特に定義はないが、街中で一番良く目にするのがこれ。
共通する特徴としては、カゴ、スタンド、チェーンカバー、ライト、カギ、立ったポジションなどがある。
スポーツバイクとは別の乗り物として、一家に一台欲しい。
お勧めは、ハブダイナモオートライトと内装変速機付き。若干高価だが、差額の価値は充分あると確信する。
-メッセンジャーバッグ
アメリカの都心で荷物を配達するメッセンジャーが自転車に乗るときのために作られたバッグ。
たすきがけにして安定していたり、防水が強かったり、簡単に物を取り出せたりするのが特徴。
ファッションとしてショルダーバッグの代わりに使われることも多い。
-リジッド
サスペンションの付いていないオフロードタイプ自転車。
ロード用自転車は基本的にサスペンションがないのが普通なのでリジットとは言わない。
-リム
-ルック車
ホームセンターやスーパーなどに売ってある、MTBのような形をした自転車。
-レイノルズ
イギリスの鉄鋼メーカー。
同社のクロームモリブデン鋼は自転車のフレーム材といして、ベテランホビーユーザーの間に根強い人気を保っている。
-レーサーパンツ(レーパン)
ロードレーサーに乗る人が履くパッドつきのパンツの事。
パンツといっても下着ではない。上に何も履かないので下着ではないが、レーパンの下には下着をはかない(事が多い)。
-レコード
-ローディ
ロードレースに乗る人
-ロードレース
-泳がす
逃げた選手を集団が追わずに様子を見ること。
-固定ギア(フィクシー)
変速機の付いていない自転車。
-山岳賞
-集団
自転車は風の抵抗が坂と同じくらいに負担になる。同じ道を走っていても、先頭を走ることは坂を上るのと同じくらいの体力の消耗を招く。
そこで、集団を形成し多くの選手がかわりばんこで先頭を走り体力を温存する方法がとられる。
集団というのは、数十名以上の複数のチームの選手が一団になって走っている状態をいう。呉越同舟という表現がこれほどピッタリくる上体はめったにないほどに、利害関係によって強調したり敵対したりが繰り返される。
利害関係が一致して逃げを追い込むときの集団の速度は60km/hを越すこともある。
-逃げ
集団から単独あるいは少人数でペースを上げて抜け出す様子。
逃げを説く意図する選手たちを逃げ屋と呼ぶこともある。
基本的には、集団でスプリント合戦になったら勝ち目のない選手が逃げ切ってゴールすることが目的ではあるが、そうでないケースも多い。
--スポンサーにアピールしなければならないチーム
--エースを休めなければならない場合のアシスト(逃げと同じチームのメンバーは集団前方で牽く義務から解放される)
--ライバルチームのアシストを疲れさせる(逃げに反応して集団の速度を上げたり、追い上げたりさせて体力を消耗させる)
逃げは体力を消耗するので失敗して集団に吸収されたら逃げた選手が優勝争いに絡むことはない。長距離を走ってゴール前1kmで集団につかまった選手がテレビカメラに向かって手を振るシーンなども見られるほどだ。
ただし、長距離の逃げを行い、集団をてこずらせたら、敵チームの体力を大きく奪うことになる。これは翌日以降の敵チームの力をそぐ結果になる。
また、少人数でレース中に注目を浴びるのはスポンサーへのアピールにもなるし、選手の商品価値を上げることにもなる。
-発射
チームのアシスト選手がゴール直前までエースを牽き、ゴール前200mくらいで道を開けトップスピードに乗ったエースを送り出すこと。
主にスプリンターを揃えたスプリンターチームがゴール前で行う。
-富士(マウント富士ヒルクライムレース)
-変速機(ディレーラー)
-補給
レース中にチームがレーサーに手渡す水分、食料。
水に関しては走行中にアシスト選手がチームカーからボトルを受け取りチームメンバーに配達する姿を見られることがある。
-補給食
レース中に摂取する食事。
多くのステージレースでは一日の走行距離が150km〜200kmある。彼らのペースをもってしても4時間以上を必要とする長丁場だ。
これだけの時間を高い運動量で走りぬこうとすると、レース前に摂った食事のエネルギー(グリコーゲン)を使い切ってしまう。
そこで、走行中に上手に補給することは最後までハイペースを維持することに必須となる。
走行中に吸収できてすぐにエネルギー化できないと意味がないので、吸収が良くカロリーの多い食品が選ばれる。
日本のロードレーサーを趣味とするアマチュアライダーの中で圧倒的な支持を受けている(?)のは、薄皮アンパンだ。
-容認(する)
集団が逃げた選手を追わないこと。>泳がす
-立ちごけ
トークリップ・トーストラップやビンディングペダルによってシューズをペダルに固定していることに起因する停止時に発生する転倒。
走行中の転倒はペダルとは関係なく転倒(落車)と呼ばれる。
-落車
自転車に乗っていて走行中に転倒すること。自転車の競技中に発生する場合は落車と呼ぶことが多い。
-六甲山
阪神北摂地方在住の自転車乗りの聖地
人口密集地に隣接したヒルクライムを楽しめるのは他地方ではあまりない。
そこそこの高低差と難易度であり、様々な方向からの道路が整備されていることも馴染みやすい理由。
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#ls2(ロードバイク)

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