総論

スポーツ自転車に乗るようになって、せっかく運動するのだから、体質の改善につなげられればいいと思った。特に、ここ数年気になっていたウエスト周りの脂肪を減らすこと。同様に気になっていたのが、体の重さ。体重はほとんど増えていないのに、体を動かすのが億劫になってきたのだ。特に、しゃがんだり高いところのものをとったりという動きが辛くなってきた。これは体幹筋の衰えが原因と思われる。

そこで、「同じやるなら効果が高いほうがいいに決まっている」と、いろいろ調べてみたのだが、諸説紛々で、中には齟齬をきたすものもあるので途方にくれた。

ここでは、現時点で分かっている断片知識をリストして、自分なりにまとめてみたい。

  1. エネルギー源
    • グリコーゲン
      グリコーゲンは直接ブドウ糖(グルコース)に分解できる。
      グリコーゲンは筋肉(筋グリコーゲン)で350g、肝臓で100g(肝グリコーゲン(糖質))しか蓄えられない(1g当たり4kcal)。また、筋肉に蓄えられたグリコーゲンは筋肉でしか使用できず、これ以上は脂肪として蓄えられる。
      それ故に運動中にグリコーゲンの種類と補給のタイミングが大切である。運動中、体脂肪の燃焼が高ければ、グリコーゲンの消費を節約することができる。運動中に体脂肪の燃焼阻害を阻止することが運動能力向上につながる。
    • たんぱく質(アミノ酸に分解して使用)
      成分解に窒素代謝の必要

このため、長時間の運動を高いレベルで行うには、グリコーゲン(糖質)の消費・節約・補給が重要になる。グリコーゲンが不足し低血糖状態に陥ると、脳の働きを守るため、たんぱく質(筋肉)を分解してグリコーゲンを生成するサイクルが起動される(脂肪をグリコーゲンに戻す機能はない)。

  1. 筋肉
    • 速くて強い運動ができるが持久力のない白筋。強度の高い運動で主に使われるのは白筋で、無酸素状態でグリコーゲンを主に使う。
    • 遅くて出力は弱いが持久力のある赤筋の2種類がある(厳密には後一種類内臓や心臓も運動するが不随意運動なので話題にしない)。赤筋は有酸素運動で脂肪酸とグリコーゲンを使う。

参考資料

痩身

脂質と血栓の医学

 このサイトはスゴイ。専門的な化学式とかは読み飛ばしても十分な価値あり。

Dr サプリメント

パワーバー

パワーバーのメーカーの宣伝サイトだが、摂りすぎの弊害にも触れている。

アスリートにとってたんぱく質はより多く必要です。しかし無制限に摂れば良いというものではありません!
大量のたんぱく質食品を食べたり、いつもより多くのたんぱく質を消費したりするときは、腎臓への負担を軽くするために、より多くの水分を摂りましょう。
たんぱく質の異化作用が働くときには(エネルギー生成の場合を含む)、尿素が作り出されます。これは体に有害なもの*1なので腎臓を通って尿と共に体外へ排出されなければなりません。
減量をする場合でも、体内たんぱく質の異化を防ぐために、高品質なたんぱく質を確実に摂取しなければなりません。

サキコ理論(肝臓グリコーゲン理論)

方向性が違うのでまねはできないがエネルギーのタンクは参考になった。

その他

人生いろいろ『甘味』もいろいろ 果糖は肥満・2型糖尿病の真犯人?

果糖もとりすぎれば肥満の元

アミノ酸大百科(味の素)

BCAAとともにスポーツをするカラダにプラスに作用するのがアルギニンとグルタミンという非必須アミノ酸です。
アルギニンは、成長ホルモンの分泌に深く関わっています。成長ホルモンは筋肉の増強にも、筋肉の修復にも大切で、アルギニンを補給することで筋たんぱく質の合成をより促進すると考えられています。
グルタミンは筋肉中に豊富に存在するアミノ酸で、ロイシンと同じように筋たんぱく質の合成を助け、分解を抑制する働きをします。また、激しい運動を続けると多くの臓器でグルタミンが必要になるため、スポーツをする時にはグルタミンの補給も大切です。

インスリンの働き

where to buy

果糖(フラクトース)通販

用語

ブドウ糖
アミノ酸
赤筋・白筋

サプリメント用語集◆1000◆

まとめ

出勤日と長時間自転車に乗るときとではエネルギーのとり方は変える必要がある。


*1 尿素は有毒のアンモニアを分解することで生成される無害なもの

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