ジャージ †ロードレーサーといえば派手なレプリカジャージを思い浮かべるが、ショボイ走りの中年オヤジがトロトロと一般道を走るのにそれを着るのは気が引ける。かといって、運動クラブの顧問が着てそうなシャープな色使いのものは趣味に合わない。それなら無地のユニクロのほうがマシ。レースに出るわけでもないので、機能や性能にこだわる必要も無い。着ていて楽しいデザインを中心に物色。 ネットをうろついていたらKucharikというアメリカのメーカーがココペリ(kokopelli)をデザインしたウェアを出していて気に入った。最初、子供用XLを注文したら小さすぎた。送り返してSを買ったら大きかった・・・サイズさえあればここのラインナップで揃えても良かったが、XSを作っていないのでどうしようもない。 ヤフオクを当たったら、Kucharikほどではないが珍しいジャージが色々と出品されていたので、安価な中古を中心に落札した。 ◎Kucharik 半袖ジャージ(新品、$49) †Kucharik というアメリカのメーカーから購入したジャージ。 Kokopelliというネイティブアメリカン伝承の豊穣を祈る神の姿をデザインしている。彼は、いつもシルエットで表され、せむし体型ととさかのような突起物のある頭部、笛を吹いている姿で描かれる。このせむし体型がロードバイクをこぐ自転車乗りに良く似ていることから、使われたのかもしれない。 サイズ以外には全く問題がないだけに実に残念。XSを作って欲しい。 ポロシャツやセーターならこの大きさでも問題はないが、吸汗即乾素材のシャツはフィットしないと肌と布の間に空気の層ができてしまって、せっかくの布の機能が生かされない。 自分で測ったところでは、身幅50cm、肩幅42cmくらいだった。ここから、身幅45cm以下、肩幅40cmを目安にすることに決めた。 △CAFFE de COLOMBIA レプリカ 半袖ジャージ(中古、4,900) †■素材・・記載ございません ■細かい毛羽立ちやそれなりの着用感あります ■実寸・・着丈61,身幅45,肩幅36,袖丈22.5(M) 身幅45cmということだったが、これでもピッタリとはならなかった。どんだけ貧弱やねん俺orz... 思っていたより綿っぽい素材で毛玉的な毛羽立ちが多く、商品説明に書いてあったし、クレームをつけるほどではないが、ちょっとがっかり。実物を見てたら3,000円以上は出してないだろう。今回のなかで最も高額(4,900)だからよけいにさみしいものがある。レプリカジャージとして考えれば十分安いが・・・ ○半袖ニットジャージ1(中古、2,000円) †素材:表記なし(100% アクリル?) 実寸:胸幅:48cm ,着丈:67cm,そで丈:21cm 身幅48cmとKucharikのものと大差ないが恐れていたほどは大きくなかった。素材自他が厚く多少余っても違和感が少ないせいかもしれない。汗を吸って蒸発させるようなハイテク素材ではないので、ピッタリしてなくても機能的には問題はないし。ニットなのでちょっと変わったサマーセーター(そう思えるのはチャリヲタだけかもしれないが)って乗りで着ればOK・・・かな? 化繊のニットなので、メリノウールのようにはいかないだろうが下にドライ系のインナーを着れば問題ないだろう。そのほうがサイズ的にもいいかもしれないし。 80年代のものというので、それなりのものを予想していたが、使用感がほとんどなかった。 ○半袖ニットジャージ(中古、1,500円) †素材:ポリ50% コットン30% 他20% 肩幅:43cm,身幅:44cm,着丈:66cm,袖(肩から):23cm 胸に青が入っていてどうかと思ったが、値段が安いので・・・ テイスト的には上のものと似ている。下にドライコンプレを着ればピッタリかな。 使用感というのか、独特の素材感がある。使用感は1シーズン使用後のシャツという感じだが、価格が価格なので許容範囲。 ◎ラスタカラー 半袖ジャージ(中古、1,500円) †素材表記:ポリエステル72%,アセテイト28% 肩幅:39cm,身幅:40cm,着丈:66cm,袖(肩から):24cm 黄色がメインというのは腰が引けるが、サイズが良さそうだったのとラスタカラー(緑・黄色・赤)という点が魅力で買ってみた。デザイナーはラスタではなくイタリアの国旗の3色をイメージしたものだとは思うが・・・価格が安いのと、ウールジャージ2と同じショップの商品で、付帯コスト(振込手数料・送料)が節約できるのもあった。写真から程度はあまり良くないと分かっていたのでがっかりはしなかった。それどころか、もっと厳しいと予想していたので、お買い得感があった。今回の一連のオークションで一番お買い得感があったといってもいい。「ダメもと」こそがヤフオクに望む基本姿勢だ。 身幅が40だったので不安だったが、ピッタリだった。ジャストフィットするとすっきりして気持ちがいい。 問題は、「いつ着るんだ?」ということ。絶対に自分の自転車には合わないもんねw ◎アディダス05モデル レスポンス ロングスリーブ クライマウォーム ジャージ (新品、5,000円) †冬用の長袖ジャージ。秋口にショップでこれ(もちろん6年モデルだが)を見て、「いいなぁー」と思いながらも高価だったので買えずにいたのだった。真冬にはセカンドレイヤーとして着れるし、春先や秋口はアウターにしてもいいだろう。これで、ストレッチフリースハーフジップTの出番はほぼなくなったなぁ・・・ 機能・性能的には完璧といっていい。デザインと色が好みではないが選択肢がないので仕方が無い。 ショップの在庫品で商品タブも付いたままだったので状態は完璧。 ○ニット 長袖ジャージ(中古、2,000円) †素材:ポリエステル100% 春先や秋、雨が降ったときのために買ってみた。合羽の下に着ると合羽が肌に直接触れないので快適。 ○ニット 長袖ジャージ2(中古、2,500円) †素材:ポリエステル100% 上と同様の使い方。少し厚手なので外気温によって使い分け。 ◎ユニクロ ハーフジップセーター(1990,1280) †2006年の秋に買って、2007年春までほぼ連日着用した。ポケットはないが、セカンドレイヤーとして使う分には問題なし。 2007年秋に同じものを買って、2006年版には引退を願った。これほどコストパフォーマンスの高い服はなかった。 ウィンドブレーカー †Kucharik マイクロファイバージャケット ($59) †これもKokopelliをモチーフにしている。ジャージとは別系列の kokopelli red シリーズのジャケット。kucharikでは同じデザインで半袖・長袖ジャージからパンツ、ジャケット、ヘアバンドまで揃えることができる。 その名の通り、ものすごく細い繊維で織られた布を使っている。このため、薄いのにほとんど風を通さない。革のジャケットと大差ないくらいだ。 外気温0度前後でも、Tシャツ+ワイシャツ+セーター+マイクロファイバージャケットで寒く感じない。10度までなら2枚目3枚目の組合せで対応できる。 ユニクロ ウォームアップジャケット (3,990円) †ウィンドブレーカーとしてそこそこ使えた。マイクロファイバーほどのウィンドブロック性能はないが、通気性はある。ファスナー付きのポケットは便利。 ユニクロシルエット(肩周りとウエストのバランスがおかしく丈は短い)なので、妙にだぶついてしまうのが残念。 パンツ †Nalini パッドつき短パン † ロード自転車にはサスペンションはない。唯一の弾性体はタイヤだが、8kg/cm^2というような高気圧のタイヤにはクッションとしての役割は期待できない。シートも薄くて乗り心地は後回しだ。このため、ロード自転車乗りはパッド付きのズボンというのかスパッツ状のズボンをはく。しかし、一般人がゆるゆると走るのにあのパンツはちょっと気後れする。 本来はMTB用のパンツだが気にしない。冬はこれの下にタイツを履いて凌ぐ。 ユニクロ ドライコンプレッションハーフパンツ †サポート機能に期待して購入したが、余り効果は感じなかった。 ハーフパンツはずり上がってひざの下にたまってうっとうしいので、買うのならロングのほうがいいかもしれない。 UAコールドテックタイツ(6,500円) †冬に備えて買ったタイツ。自転車の場合は、坂道の下りで運動負荷が落ちている割に速度が出る状況があるので、5度以下だとちょっと辛い。普通のスポーツなら0度でも大丈夫だろう。 ユニクロのドライコンプレ・ハーフパンツより伸縮性が高く動きへの抵抗は少ない。逆にテーピング機能はない。 Nalini レーサーパンツ(3,000円) †サイクルジャージを上に着たら下が短パンでは決まらない。体型も変わってきたし、思い切って買ってみた(ヤフオクで)。 はじめにはいたのは3月も終わりごろだったが、十分快適だった。 インナー †ユニクロ ドライメッシュT(500円〜1000円) † これは、日常の下着としてもお勧め。乾燥が速いので、洗濯物が乾きにくくて困るような季節に特に重宝する。 ユニクロ ドライコンプレッションT † アンダーアーマーのような高機能スポーツアンダーウェアーを目指したもの。流石にこれはピッタリしているが、丈が短いのは相変わらず。 ユニクロ ストレッチフリースハーフジップT †比較的スリムな薄手のフリース。右脇に小さなファスナーつきポケットが付いていて、小銭や鍵などを入れておくのにいい(ケータイは入らない)。 グローブ †バイクに乗るときは夏でもグローブをするのが習慣だ。もしもの転倒のときにダメージが全然違ってくるし、普段でも振動で手がかゆくなることを防いでくれる。 ロードバイクに乗るなら(クロスバイクも)夏でも手袋はしたほうがいい。 LAKEの夏用グローブ (2,000円) †一般的なデザインの指切りグローブ。手のひらにゲルを封入したパッドが入っているのがセールスポイントだが、個人的には邪魔。 ユニクロのウィンドストップフリースグローブ(1,000円) †保温力はあるが、防風性に劣る。ママチャリペース以下なら真冬でも余裕だろうが、スポーツバイクには向かない。 シンサレート中綿グローブ(680円) †薬局で買ったブランド不明の品。スノーボード用グローブのようなデザインで、第一関節の外に反射素材が張られていて良さそうに思えた。 しかし、シンサレートの保温力は期待したほどではなかった。サイズもMと書いてあったが大きすぎた。見掛け倒しの一品。 インナーグローブ(360円) † ワークマンで買ったフリースのインナーグローブ。シンサレート中綿グローブが大きくて保温性が足りないので追加。ピッタリとおさまり快適。 CHIBA 指切りグローブ(2,500円) †スポーツデポで購入。 指切りグローブで不便なのは脱ぐときにつかむところがないことだ。これに対して、指の付け根のところに指を引っ掛けるループを取り付けた製品を見たことがある。この製品は、人差し指と中指、薬指と小指の間に取り外し用のループを渡すことで解決している。邪魔になるかと思ったが、そこに紐があることを忘れるくらいだった。それでいて、脱ぐ際には効果的だ。 不満な点は汗拭き部分がすぐに毛玉だらけになったこととベルクロが小さくて調節範囲が狭いことくらいだ。 ヘルメット †安全を語るときに頭部の保護は何より重要だ。こんなちゃちなヘルメットでどれだけ保護できるかは未知数だが、ないよりははるかにマシだろう。 購入したのは、OGKのガイア。色は無難な黒。フリーサイズなので、通販でも安心。
|