2007年05月08日

心拍計のセンサー

 心拍計の計測ミスの原因のひとつに胸のセンサーがずれやすいということがある。

 センサーが入っている部分は、少し固めのゴムのようなもので、これが40センチ弱あり、背中のゴムで固定するようになっている。長さの調節もこのゴムの折り返し量で調節するようになっている。構造的には一般的なもので、これ以上改善の余地はなさそうだ。しかし、ゴムはかなり長く、貧弱な体だとゴムがほとんど二重になっていた。

 ゴムを洗濯して干すときに、一重部分が二重部分よりはるかに少ないことに気付いた。両端を引っ張ってみても伸びるのはそのわずかな一重部分だけで、二重になっているところはほとんど伸びなかった。

 これが伸縮性のなさの原因ではないかと思い立ち、ゴムを切ってみた。手で引っ張ってみると、これまでより弾力が上がったような感じだった。これまでは、ピッタリとした長さに調節すると胸が締め付けられるような気がし、緩めるとずり落ちたが、一重部分が増えたことで短めに調節しても締め付けが弱くなり、呼吸による胸の体積の増減に対する追従性もあがったような気がする。

 朝、ベッドフォンをセットし胸元にiPodをとめたら、小さく「ピッピッ」という音が聞こえた。心拍センサーが出す電波をひろったらしい。

 微弱な電波でも敏感な機器なら感知できるのだろう。逆にいうと微弱な電波の影響を受けやすいということかもしれない。感知式信号は発信した電波の反射を数メートル離れた所で拾う必要があるのだから、かなり強い電波を使っていても不思議はない。ノイズ対策が不十分な安価な機器が誤動作しても当然か。

 同時に、心拍センサーが本体の受信の有無と無関係に信号を出していることが確認できた。センサー側の電池の寿命が短いのも納得ができる。かといって、毎回使わないときに電池を外していられないしねぇ。

にほんブログ村 自転車ブログへ にほんブログ村 ダイエットブログへ 投稿者 panhead : 2007年05月08日 12:44
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?