2007年01月21日

SAVASのスポーツ栄養学セミナー

 予想以上に盛況で娘1000人くらい入る会場が70%くらい埋まっていた。招待者席というのは流通関係者とか教育関係者だろうか。200人くらいの区画がほぼ満席だった。手話の通訳者が同時通訳していたのは良いことだろう。一般席に、長袖ピチピチアンダーウェアの上に半袖ロゴ入りサイクルジャージのチャリヲタがいたのもほほえましかった(自分も似たようなサイクルジャケットではあったわけだが)。

 講演は、まあ、スポーツ選手から一般高齢者に至るまでに対する栄養学の重要性を説くもので余り新しい知識は無かった。

 印象的だったのは、ドイツのワールドカップサッカーの日本代表で朝食をちゃんと摂っていなかった選手がいたことだ。試合に向けていつなにをどれだけとるかというのはスポーツ選手の基本だろう。この程度のことすらできていないアスリートが代表にいるとは信じられない。女子マラソンの高橋選手も同じようなことを言っていて、トップアスリートなのにと驚いたことを思い出した。

 ネットのヲタどもの方がよっぽどちゃんとした知識がある。自分の運動に必要なカロリーなんてその気になればすぐにわかる。心拍計をつけて練習すれば一発だ。それを前提に摂るタイミングと量を考えれば、朝食を抜くなど考えられないはずだ。

 先日観たディスカバリーチャネルの日本人選手は朝食にパンに大量の蜂蜜を塗って食べていた。そして、「集中して食べたいから」とカメラを止めてさせていた。彼にとっては朝食はレースの一部なのだ。これだけやってもまだ結果は出ないのが自転車競技の現実だが。

 才能があり機会も与えられたトップアスリート。言わば選ばれたラッキーパーソンだ。努力したからといってだれでもが彼らや彼女のレベルにはなれない。また、才能があっても競技に出会う機会がなければ発揮することはないし、生れた社会によっては成長することなく死んでいる可能性だってあるのだ。

 そんな恵まれた人間が、努力を怠っているのが悲しい。努力というのはトレーニングだけではない。食べることや寝ることもその一部だ。しかも、食べると言うのは心がけで改善することは簡単だ。特別な才能など要らない。苦しいトレーニングをやってきた彼らが、どうしてそこで手を抜いてしまうのかと残念なのだ。

 基調講演の後でプロ野球選手とサッカー選手をまねいてのトークセッションがあったが、グダグダで退屈そのものだった。観ずに帰ったらよかったと本気で思った。

 内容と全然関係ないが、イスがプラスチックで痛かった。尻も背中も以前より肉が薄くなって骨がゴリゴリと当たるのだ。

種類出勤帰宅
天候区分33
気温区分3下3下
出発時刻11:1017:30
所要時間(分)20.4127.05
走行時間(分)19.5626.54
距離(km)8.548.06
最高心拍168174
平均心拍137145
消費cal146247
脂肪燃焼率(%)3432
最高速度(km/h)33.435.1
平均速度(km/h)25.818.0
目安ケイデンス(rpm)

往き:8.54km,MaxHR:168,AvgHR:137,146kcal,
帰り:8.06km,MaxHR:174,AvgHR:145,247kcal,

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