2006年12月22日

自転車のススメ03 自転車

 重要なのは、一定の心拍数の運動を長時間続けることであって、スピードや距離を競うことではありません。よって、ママチャリと呼ばれる自転車を使っても問題はありません。ただ、もし新規に購入しようとするのであれば、車種によらず変速機のついた機種にしてください。以下に、簡単に種類ごとの特徴をまとめてみます。

 どのタイプを選ぶかによらず、心拍数で最適な負荷をかけた走りを長時間行えば、有酸素運動としての十分な効果が得られます

 自分の住環境や走行ルート、走行機会、予算と相談して合ったものを使いましょう。

■■■ママチャリ■■■
 何の説明も要らない、待ちで一番たくさん走っている(停まっている)自転車です。カゴ、ライト、大きなサドル、アップライトなポジションが特徴です。
 もし、新規に購入するのなら、フラットハンドルでオートライト、3段以上の変速機付きの日本メーカーブランド(パナソニックやミヤタ等)にしましょう。

○:値段が安い。手に入れやすい。泥除け、ライト、かごなどが最初から付いている。タイヤが太く歩道の段差などでもパンクしにくい。

×:サイズが固定(タイヤのサイズでしか選べない)なので、体格にあったものを選べないケースがある。姿勢が立っているので、長時間乗っていると腰に負担がかかる。風の抵抗が大きい。タイヤが太く、車重が重いので走行抵抗が大きい。変速機がついていないと負荷の調整が難しい。

■■■MTBルック車■■■
 本当のMTBではなくホームセンターなどで売っているものを特に「ルック車」と呼びます。見た目だけがマウンテンバイクだがマウンテンバイクのような使い方には対応していません。危険ですので荒れ地走行はしないようにしましょう。

○:値段が安い。手に入れやすい。タイヤが太く歩道の段差などでもパンクしにくい。変速機もそれなりに充実している。

×:サイズが少ないので、体格にあったものを選べないケースがある。タイヤが太く、車重が重いので走行抵抗が大きい。変速機やサスペンションの品質が悪くトラブルを起こすことが多い。

■■■クロスバイク■■■
 ロードレーサーに近い車体構成で、多くはフラットバー(一文字ハンドル)を装備している。タイヤはロードより太くママチャリよりは細い。

○:ロードレーサーほど前傾がきつくないので、初心者にも乗りやすい。そこそこ軽快な走りができる。パンクにもそこそこ強い。ロードレーサーと遜色のない変速性能を持ち負荷に合わせた走行がしやすい。

×:フラットバーは姿勢が固定されれるので、長時間乗り続けるようになると上半身に疲れが溜まりやすい。

■■■ロードレーサー■■■
 本来はロードレース用の車両だが、レースをしない人の軽い遠乗りに使う人も増えてきた。コンフォート系のジオメトリを持ったフレームなども充実しつつある。

○:車中が軽く、細い高圧タイヤを履いているので、軽快に走れる。変速性能が高く、負荷を細かく調整して走ることが可能。ドロップハンドルはいろんな握り方ができ、長時間の走行に向いている。

×:前傾姿勢がきつく、慣れるまでは肉体的にしんどい。市街地や渋滞路での取り回しはクロスバイクに劣る。

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