2006年10月17日
100km走行まとめ
土日には余裕が無くてまとめられなかったので、まとめてみた。
9時頃に自宅を出発。一路北に向かう。三田市街地をぬけて西に向かうとひと段落。武庫川上流に向かって比較的小さなアップダウンで篠山まで走ることができる。R176は細いところがあり大型トラックもけっこうな割合で通るので神経が疲れる。
この途中で、チェレステカラーっぽいロードバイクに抜かれた。追いつける気がしないくらいのペース差があった。しかも、それに乗っていたのが自分より10歳以上年上に見える（つまり50代半ば）おっさんだった。ものの数分で後ろ姿さえ見えなくなってしまった。自分があの年になる頃までにあんな走りができるようになるんだろうか・・・
今日の行程の中で一番厳しいのは鐘が坂峠だ。南から走るときはだらだらとした上りを何キロかかけて登る。しかし、昔と違って太いバイパストンネルが中腹にできていて、歩道の道幅も広く安心して通り抜けることができた。基本は車道を走るが、トンネルの中のように逃げ場がないところで歩道があれば使う（しかも、田舎のトンネルに歩行者なんていないしね）。鐘が阪の下りはあっという間に終わる。帰りには、この短い区間で標高を稼がなくてはならないわけだ。
そこからはほとんど平坦路。数キロで水分かれ公園に到着。きれいなトイレで用を足し、何枚か写真を撮った。本当に、流れてきた一本の小川が瀬戸内海と日本海とに分岐しているとは知らなかった。写真を撮ってメール送信していると、さっき抜いていったロードバイクがやってきた。軽く会釈をし近くに止めてトイレへ入っていった。良くみると、バイクはランドナーで、懐かしいシンプルできれいなものだった。ハンドルバッグに26インチの再度がゴムの色の太めのタイヤを履き、ディレーラーは昔ながらのフリクションタイプ。サドルは茶色の革製だった。あの太いタイヤであのペース（25km/h以上出てたはず）は、年齢を考慮すると脅威だ。
小休止を入れたが、思ったほど疲れはなかったので、もうちょっと距離を伸ばしてみることにした。30kmほど走れば親の家があるので、そこで休憩して引き返すことを考えたのだ。ここからは峠もないし、それほどの負担とは考えなかった（甘かった・・・）。
r176に戻り、福知山に向かって走りだす。途中のコンビニでおにぎりを買い、持っていたバナナと食べた。それほど腹が減った気はしていなかったがおにぎりが凄くおいしく感じた。しかし、2個食べる気にはなれなかった。この時点で、琢磨汁500ccを一本飲みきるが、水分補給が少ないかもしれない。
R176の塩津峠は道が最悪なので、遠回りだが川沿いの道へ迂回。しかし、残念ながら舗装の改修工事の真っ最中で、路面を削った状態が1km以上続いていた。縦の溝と数センチの凸凹にすっかり体力と気力を消耗させられてしまった。
R9に突き当たればゴールは間近。昔の通学路に入ってしまえば、歩いても数十分だ。近道をしようとしたら、田舎の田んぼのあぜ道のはずが開発されて迷いそうになったものの多少の遠回りで到着。77kmで約4時間半（休憩含む）。
1時間程度親の家でだらだらして、お茶漬けとバナナを食べ、アクエリアスを補給。親が「途中まで送ったろか」と言ってくれたので、例の舗装と鐘が坂峠をパスして篠山で送ってもらった。高速では30kmくらいだが、下道的には40kmをショートカットできていた(^^;
篠山インターの近くのコンビニで自転車を下ろし、走り出す。距離感覚もあるので、力の配分もできて思いのほか楽に走れた（一番しんどいとこをパスしてるし）。途中、平均速度が20km/hを切らないように頑張って回した。
帰りにもロードバイクに抜かれたが、こちらは明らかにレーサー指向のキメキメローディで年齢も若く、バイクもキャノンデールのロードレーサーだった。こちらは順当。しかも、この人物のペースは朝のおっさんと大差がない程度だったので尊敬に値しない。
総走行距離110km、トータル6時間14分、走行時間5時間24分、平均速度20.5km/hで今回のランは終了。帰ってからも、意外にもそれほど疲れは残っていなかった。筋肉痛もなし。次は、もう少し涼しくなってから完全自力往復を目指したい（ただし、最低でも例の場所の舗装が完成してから。疲れているときに荒れた路面を走らされると心が折れる）。
翌日、自転車を点検したらトークリップが取れかかっていた。2本のナットのうち、一つが完全に脱落し、もう一本が半分はずれたようになって残っていただけで、クリップは全く固定されていなかった。乗っているときはストラップを締めていて気づかなかった。とりあえず、手持ちのボルトとナットで固定しておいた。
投稿者 panhead : 2006年10月17日 23:00