人気ポッドキャスターのおかよさん(@OKYstakes_G2)のツイートで知って行ってきた。普段、そんな情報に触れる機会がないので、このツイートがなければ気づけなかっただろう。感謝!
兵庫県立美術館の『ベルギー奇想の系譜展』に行ってきました!!
やっぱりこういう深みがあってゾクッとするけどユーモラスな絵がすごく好きやなー。
物事の見方とか表現の仕方とかがすごい。あたいの浅い引き出しでは到底出てこん発想ですごい勉強になった! pic.twitter.com/oxlojm4ZHs— おかよ (@OKYstakes_G2) 2017年5月21日
阪神電車岩屋駅で降りるのは初めてだった。駅から美術館は徒歩で10分くらい。遠くからそれとわかる建物で、美術館までにも色鮮やかなオブジェがあったりする。美術館を地域のシンボルにしているようだ。
ヒエロニムス・ボス(Hieronymus Bosch)は一番好きな画家だ。自分の筆力では表現できないので、出品目録で検索してみるといいと思います。自分が好きだったのは、第一部とフェリシアン・ロップスの一部。デルヴォーとマグリットも楽しみにしていたが、好きな作品は僅かだった。それ以降の作品は自分的にはピンとこなかった。一つだけ、レンズが一つしかないメガネがあった。でも、あれは実用的だだってマイク@モンスターズインクがかけてたやんwww
感想としては、「ボス、マジ天才」しかない。あの時代、想像力を刺激するようなものを目にすることのないような時代に、いや、だからこそだろうか。人が見たことのないものを描くことができた。日本でも妖怪や幽霊といった怪異を図にした例はあるが、あそこまで突き抜けたものはないと思う(自分の不勉強の可能性はあるので、ご存知ならお教えいただきたい)。彼の作品を見た後だと、シュールレアリスムも現代アートも色褪せて見える。
閑話休題
客はあまり多くなくてゆっくり観覧できた。人溜まりができている場合には飛ばして空いている作品に行き後で見れば一人で見ることができた。そうしないと行けない事情があったのだ。駅までカブだったので運転用眼鏡をしていった。作品まで距離があるだろうからこれでないとと思っていた。で、適当なバッグがないので手ぶらで行くために短距離用の眼鏡は持たなかった。このため、細かい線画は見えなかった。仕方なくメガネをはずして作品まで20cmくらいまえ顔を近づけて見なければならなかった。そして、人がいなければ十分にそれができる環境だった(近くまで行けた)。
袋物を持っていっていなかったので絵葉書も買えなかった。図録を買うかどうか迷ったが、どうせ読み返さないしと思って止めた。セットで売っていた(単体でも売っていたが)エコバッグが面白かったのでセットで欲しいとは思ったが・・・今になって買っときゃ良かったかなと思い始めているwww
こういうことを繰り返していたので美術館だけで2時間近くいた。阪神岩屋駅からずっと立ちっぱなしでゆっくり歩いていたので疲れた。顔を近づけるために重心を前にやってのぞき込んだせいか腰が痛くなった。1時半頃に美術館を出てJR東灘駅まで歩いた(阪神岩屋駅をスルーした)。朝9時頃に玄米フレークとゆで卵を食べただけだったので腹が減ったが、もう一つの目的であるQBHOUSEで散髪をするを実行。6人待ちで30分近く待った。
立っている時間が長かったこと。空腹のまま献血したことで怠くて辛かった。家について車でスーパーに行きガソリンを入れて帰ってきたら、娘が帰るまで30分くらい倒れ込んでいた。娘が帰ってから夕食を作り、ザナチュラルキラーズのツイキャスを視聴しながら食べた。その後、シャワーを浴びてチーズスフレを食べ紅茶を飲んだらかなり回復した。
疲れたが、したいと思っていたことをできたので満足。特に、献血はなかなか機会がないので、できてよかった。先日、会社に献血車が来た時に応じれなかったのは、献血車は全血献血しかできないから。全血で400mlとると回復に10日近くかかる(10年近く前でそれだったので今だともっと掛かるかもしれない)。ハーフマラソンが迫っているので、この時期に血を抜くのは、回復力の衰えを感じる今となっては怖いのだ。
陽射しの割に気温が低く空気が乾燥していて、運動に最適な一日だった。走っている人やスポーツ自転車に乗っている人も多かった。羨ましかったが、帰ってから夜に走るということは全く考えられない状態だった。明日は最低でも10㎞は走っておきたいのだが・・・