トレーニングログ オススメアイテム

 思い付きで書いているので使っているものを列記しておく。ド素人が試したものなので、ベストという意味ではない。もっといいものをご存知の場合には panhead(a)draconia.jp にメールをお送りいただきたい。

トレーニングアプリ

Runkeeper:これからメインに使おうと思っているサービス。基本機能はほぼ STRAVA と同等だが、対応するスポーツの種類が多い。STRAVAと違って室内のトレーニングのログも取れる。これが自分には決定的だった。

 一応 Pebble 2 と接続できるが、iPhone の画面を消すと Pebble 2 の表示が変わらなくなる。また、Pebble 2 の心拍は Runkeeper にフィードバックされない。これららは Runkeeper の仕様ではなく主に Pebble の仕様によるものだろう。残念だ。

STRAVA:屋外のランと自転車しかしないならベストだと思う。ログの詳細さや充実したアドイン、GAPというのも面白いし参考になる(傾斜を勘案して負荷の強度をタイムに換算してくれるので、このタイムで走れば、負荷が平準化出来る)。

Newbalance appMARATHON(New balance):Webサイトでのサポートがないのでログ取得には使わないが、ランニングフォームカメラという機能が素晴らしい。スマートフォンのカメラで自分のランニングを横から撮影して確認できる。グリッドラインやコマ送り、二つの動画を見比べたりが簡単に出来る。プロの動画が添付されていて、どこが違うのかを思い知らされる。自分のフォームを定期的に撮影して変化を確認することもできる。「ランナーの気持ちをよく分かってる」と思った。

 動画に撮るだけなら標準のアプリでも出来るが、それ以外のことをしようとするといきなりハードルが上がる。スマートフォンアプリで完結しているのも便利だ。この機能のためだけにインストールしてもいいと思う(無料だし)。

 ただし、一人では撮影できないので自分はなかなか撮影できないが…

テーピング

 キネシオロジーテープ スポーツタイプ (5cm×5m6巻):アキレス腱周囲炎になった時に藁をもつかむ思いで買った。魔法の薬ではないので、これをしたからパフォーマンスが上がるとか故障が治るということはないが、故障している時にテープを貼ると負担が減る気がする。先日のマラソンではテープを3本使って固めた。これは実感があった。アキレス腱が痛かった時にケチらずにこの貼り方をしていたらもっと回復が早かったかもしれない(早くなかったかもしれないが)。今となっては、テープを貼らずに10km以上走るのは怖い。

 購入時点に気づかなかったが、業務用もあった。そちらのほうが長さ単価が低いので業務用キネシオロジーテープをおすすめしたい。次回は自分もこちらを買う。

プロテイン

 Body wing 大豆プロテイン 1kg x 3袋。おそらくコストパフォーマンスは一番。筋肥大を目指す向きにはホエイプロテインもある。

 ランニング後には運動直後に2サジ分を飲む。他に、運動とは別に朝にも 1 杯飲んでいる。就寝前に飲んだほうがいいという話も聞いたが、プロテインの分解は肝臓に負担になるという話も聞いているので、γ-GTPの数値が高いので今はやめている。次の健康診断で数値を見て増減することになるだろう。

BCAA

 BCAA+G1000 レモネード味 1kg x2:自分が探した中で一番単価が低い。付属のスプーン3杯(12g)で約5,000mlの BCAA が摂取できる。トレーニング前に3杯飲み、トレーニングの強度によっては後と就寝前にも摂っている。

 ヴァームウォーターパウダー グレープフルーツ味 5.5g×30袋:500ml のペットボトルに一袋なので使いやすい。ランニングの前に一本分作って、ランニング時に使う小さいペットボトルに入れ(多分250ml)残りを飲んでスタートしている。他にBCAAを飲んでいるので、VAAMの効果がどの程度あるのかよく分からない。普通のスポーツドリンクの粉末でも大差ないのではと思っているが、スポーツドリンクの粉末は1リットル用ばかりで使いにくいので、惰性でこれを使っている。なお、近所の薬局のほうが安いかもしれない。

心拍計

 心拍計の必要性については「心拍トレーニング」でggrks。

 karadafitHeart(カラダフィットハート) 心拍センサー HRM-10 BluetoothSMART iPhone対応:トレーニング強度を管理するのに心拍を記録するのは重要。数年前には運動しながらリアルタイムでモニターできて記録が残せる心拍計はハイエンドの数万円する機種しか無かった。スマートフォンと Bluetooth smart の普及のおかげで、このようなデバイスが現れた。

 心拍センサー付きのフィットネス・トラッカーをあげないのは、運動時の心拍数の精度に問題があるから。

ヨガマット

 MRG ヨガマット レッド 厚さ10mm 収納バンド & ケース 付き (レッド):ストレッチする時に必要。

 厚さ 10mm というのと価格だけで選んだ。ディスカウントストアとかだともっと安いものがあるかもしれない。ヨガで使っているものがあればもちろんそれでOK。

補給食

 走行時間が長い(遅い)ランナーほど補給食の重要性が増す。自分のタイミングで摂るために自分で持っていくことをオススメしたい。全部を持ち運ぶことを前提にしなくてもいいが、「ここらで入れといたほうが」というときに都合よく補給所があるとは限らない。

 また、普段の練習の際でもこれらを上手に使いたい。食後2時間くらいは走らないほうがいいので、終業後に走る場合には夕食をとる前に走ったほうがいい。夕食後2時間経ってから走ると夜遅くなりすぎて就寝時刻に影響しかねないから。しかし、空腹のまま走るのも良くないので、吸収のいいものを一つとBCAAを飲んで15分くらいしてから走るのがオススメ。ウォーキングなら摂取後すぐに開始しても無問題。

 井村屋 チョコようかん 煉55g×10個:この大きさで190kcalも摂れる。取り出しにくいパッケージなので、走る前にラップで包み直しておくのをおすすめしたい。この大きさと質量で180kcal取れる。ただし、砂糖によるカロリーなので、吸収までタイムラグが有ると考えておいたほうがいいかもしれない。スタート前1時間~30分前に摂るのがいいと思う。

 井村屋 40gスポーツようかんプラス40g×10本:こちらはパッケージが秀逸。手袋をした手でも食べることができた。成分も、ランニング時の補給食として有名なSHOTSと同じマルチデキストリンで、こちらのほうがはるかに安い。

energy gel スーパーにあったジェル。アミノバイタル パーフェクトエネルギーと同じくらいのカロリー(165kcal)と180mlくらいの水が摂れて90円。水分ローディングを兼ねてスタート前30分に MHM BCAA と一緒に飲めば安上がり。練習前にようかんやパワーバーを摂らなかったような時にはBCAAを摂る際にこれを一本入れている。気温15度以下で1時間以内のランなら走行中の補給はしていない。

 アミノバイタルGOLD:マラソンの時、20km で入れた。アミノバイタルシリーズは種類が多くて何が違うのかよく分からないが、これが一番高価なので効果も一番かと思い、一本買ってみた。プラシーボ効果以上の効果があるのかどうか分からない。

 自分としては、MHMの粉末BCAAを飲みやすい状態で携行できればいいと思っている。これを給水所の水で飲み下せばレトルトパックのジェルをもたなくて済む。今回はスティックカフェオレの空きパッケージに入れて持っていった。走りながら飲めるようなものではないが、給水所で立ち止まって飲む分には無問題だった。

ウェア

・帽子類
 キャップがオススメ。今回のマラソンは向かい風と雨があったが、つばのおかげでかなり救われた。自分はスーパーで夏に買ったもの(800円)を使っている。真冬だと耳を覆うニット帽のほうがいいかもしれないが、まだ走り始めてから真冬を体験していないので意見は保留。

 夜練の時にはキャップはかぶっていない。最近はBUFF(薄い筒状の布)をイヤーウォーマー的に巻いたりしているが、真冬になったらニットの帽子がいるかもしれない。福知山マラソンの参加賞がイヤーウォーマーだったのでそれを使う日が来るかもしれないが、ヘッドセットとメガネのツルに干渉しそうで使えない可能性は高い。

・アイウェア
 自分は近眼なので視力矯正アイテムは必須だが、そうでなくても何らかのアイウェアをしておいたほうがいいと思う。自転車ほどではないが、風を浴びて走るので目が乾いたりゴミが入ったりする。自分はzoff athleteを使っている。真夏の日差しの下では薄すぎるが透明のメガネよりははるかにマシ。

 目が悪くなければ好きなデザインのものやフィット性の高いものから選び放題だ。うらやましい。目が悪い場合は、選択肢の狭い度付きアイウェアから選ぶかコンタクトにするかしかない。自分の場合コンタクトにするとiPhoneが操作できなくなるのでメガネしかない(メガネならiPhoneを操作する時に外せる)。

・手袋
 走りながらでも外せるし邪魔にもならないだろうから冬には必要だと思う。今回はスーパーで買ったフリースグローブ(600円)を使ってみて、結構快適だった。というか、これがなかったことを考えると背筋が寒くなる(末端冷え性)。

 スポーツメーカーのロゴが入っていると4倍くらいの価格になるが、ロゴを統一してテンションを上げるのもいいだろう。

・ベースレイヤー(上半身)
 好きなものを着ればいいが、長袖でピッタリしたコンプレッションタイプの物をおすすめする。

 今回は思い付きで Patagonia の冬用ベースレイヤーにしたが、積極的に選んだというより、偶々持っていたという感じだ。気温に合わせて複数用意しておきたい。  
・サイクルジャージ
 自転車オタク以外には馴染みはないと思うが、これはオススメしたい。通気性が良くて軽いので、負担にはならない。何よりいいのは大きなポケットが三つも背中に付いていること。走行中に食べた補給食の包装やランニングポンチョとか手袋とかを使わなくなったときに入れられる。デザインやロゴはランニング系のものと全然違っているのでデザインで楽しむこともできる。普通の人は知らないだろうが、「痛ジャージ」というジャンルもある(^^;

 都会のプロショップとかで買おうとすると意外に高価でびっくりすると思うので、Wiggle か Aliexpress で買うのがオススメ。古着に抵抗がなければヤフオクで買ってもいい。ヤフオクのほうが個性的なものが揃っている。個人的にはレトロジャージが好き。

・タイツ
 今回は自転車のときに使っている UNDER ARMOUR のコールドテック・コンプレッションを使った。持っていたからそれを使っただけで、それがベストだったかどうかは分からない。コンプレッション効果やサポート効果が効いているのかはよく分からない。なので、オススメもしない。自分で試着して決めていただきたい。

 ただ、タイツを履くことはおすすめする。夏には日焼け止めになる。気温が高い時に水をかけて冷やす際にも素肌より涼しい。

 SKINS、2XU、UNDER ARMOUR が老舗だが、今ではスポーツメーカーだけでなくワコール(CW-X)など女性用下着メーカーなども参入している。ヒマラヤチェーンのショップブランドも使えそう。後、作業服屋にあるタイツも捨てがたいコストパフォーマンスだ。ただ、残念ながらサイズがM以上のものが大半で自分のようなガリチビや女性用はほとんどない。

・靴下
 2XUのスポーツ用サポートソックスを使った。靴ずれやマメはできなかったので自分的には問題なし。特に勧めはしない。

 サポート機能を謳った靴下も多くあるが、ホントに不安があるならサポーターかテーピングをしたほうがいいだろう。

バッグ・ベスト

 個人的にはベストをお勧めしたい。iPhoneと補給食を入れるだけだが、ベストなら水分の多いサプリを背負っても全く揺れないし重さを感じない。ボトルを入れても負担はないし、真夏の長距離トレーニングならハイドレショーン化することも出来る。

 マラソンではウエストバッグを使っている人が多かったが、ボトルを装着しているのを見ていると上下動に合わせて揺れていてうっとうしそうだった。本人は平気なのかもしれないが。