待った俺がアホやったんや|Jawbone UP3:無残な失敗

 昨年Up3が発表された時には、「これだ!」と思った。そして、待った。待った。待った。途中で、怪しい物を入手して返品したりもした。

 しかし、ここに来てUp3が使いものにならないことが決定的になった。非常に残念だ。技術的な課題を克服できずに、言っていなかったことにすることで発売にこぎつけたようだが(アメリカでは4月に出荷)、失敗を約束されたようなものだろう。GIZの記事に冷水をぶっかけられて「363日のためのウェアラブル」 Jawbone UP2、UP3の新機能 – ITmedia ヘルスケア で引導を渡された。

 心拍数も、朝の起床時に計測する安静時心拍数と、睡眠中の心拍数の変化が見られるだけで、日中の活動量の計測の際には、心拍センサーは活用していないようです。日中の活動量は、今まで通りユーザーが運動強度を手入力する方式となっています。これは心拍(脈拍)計測機能を持つ他の活動量計とは大きく異なる点です。

 リアルタイムでの心拍数表示にも対応していないようなので確認をしたところ、「周囲の環境、例えばプレゼンテーション前で緊張しているとか、これから重要なミーティングがあるとか、そういった情報がないまま、単に心拍数だけ分かっても、適切なアドバイスができないので搭載していません。宴会の席で周りの人に見せたりするのは楽しいかもしれませんが、健康に役立つ情報ではないと考えています」とのことでした。「363日のためのウェアラブル」 Jawbone UP2、UP3の新機能

 致命的なのはこの部分。うまく機能しない心拍センサーに手を焼いた挙句、心拍を取ることを全否定。更に、

 またJawboneでは、心拍数のデータの中でも安静時心拍数を非常に重視していて、起床時に最初に計測した心拍数を毎日データとして蓄積し、変化を見るとのこと。それを元に、Smart Coach機能がアドバイスをしてくれます。

 それだけならタッチセンサー式の心拍計で十分だろう。そのほうがずっと安価だ。何のために常時身につけるデバイスに心拍センサーを付けたんだと問い詰めたい。

また、「チームメイトがいて、情報を共有していると、人はよりアクティブになり、平均して約1000歩多く歩くようになる」というデータサイエンスチームの分析結果と、「コンテストに負けても、コンテストの構造がよければ人は怒らない。すなわちゲームのように面白い競争なら、負けても再度挑戦する」という行動科学チームよる分析結果から、新しいサービス「デュエル」(Duel/決闘)をアプリのバージョンアップで近日提供予定としています。

 このデュエル機能は、仲間と24時間、3日間、あるいは7日間の歩数を競い合う機能で、競争相手やチームメイトと、メッセージングアプリのようなインタフェースで言葉をかけ合いながら勝負が楽しめます。追い越されると通知が来たり、何歩リードされたか知らせてくれたりする機能もあります。デュエルには、活動量計がなくても参加できます。

 アホかww いらんちゅうねん。そんなんしたくないねん。なんで競わなアカンねん。

 Apple のヘルスキットに連動できるということだけで Up3 を待ったが、もう諦めた。

Jawbone UP3レビュー:無残な失敗 : ギズモード・ジャパン
理想には未だ届かず。

日本でウェアラブルガジェットブームの火付け役となったJawboneの最新版、UP3を米GizmodoのBrent Roseさんがレビューしました。どうやらかなりガッカリな様子ですが…?

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UP3は、もっと、もっと良くなるはずだったんです。ファッション的にも先を行って、防水加工もされて、他のフィットネストラッカーより遥かにインテリジェントに優秀になるはずだったんです。…でも、そうではありません。過去2週間、このバンドをなんとか好きになろうと努力しましたが、どうしてもダメでした。

UP3とは?
Jawboneの贈る、最新で最高のフィットネストラッカー…らしいです。Jawboneは本当に「世界で最も先進的なトラッカー」とよんでいます。これはユーザーのアクティビティや睡眠時間、さらに安静時心拍数や呼吸等のバイオメトリクスを記録するウェアラブルガジェットです。また、食事を記録したりデータを表示させるのにスマホアプリを併用します。Fitbit Charge HRも同じことができますが、大きな違いは、Fitbitのほうが圧倒的に使い易いということです。

また留意すべき点として、UP3は発売が半年も遅れたことです。というのも、Jawboneが防水を実現するのに手こずっていたからなのです。じゃあ、半年後いかにして問題を解決したか?というと、宣伝文句を「防沫」にして、誰も気付かないよう祈ったのでした。

デザイン
Jawboneが宣伝した大きな要素の1つがデザインです。「アクティビティトラッカーには見えない! 洗練された、クールなリストバンドみたいでしょう!」。うーん…そう、かなぁ? 確かにトラッカーの中では一番の見た目でしょうが、結局のところトラッカーにしか見えません。

UP3はワンサイズで、スライド調節式の留め金がついています。金具が締めきれず、一日一度は必ず外れた(しかもLサイズでも小さい)UP24よりはしっかり固定されますが、残念ながらそれでも留め金が不十分でした。最低でも10回以上、しかも寝ている間にも2度外れました。対照的に、Charge HRが外れるとしたら私の手を切り落としたときくらいです。

バンドの内側には金属のセンサーがついており、これらで心拍数などを測ります。これはかなり気に入りました。心拍数をモニターできる他の殆どのトラッカーは光学式なので、かなりキツく着けないといけないからです。UP3も勿論皮膚と常に接触していないといけませんが、キツく締め付ける必要がないので快適に着けることができます。

UP3の上部には滑らかな凹凸がついたバーがあります。ファッショナブルなつもりなのでしょう。決して醜くはないので、それは別にいいんです。でも、ラバーのバンドですぐにバレるので、ジュエリー代わりにはならないでしょうね。バーには歩数を測っているのか、睡眠時間を測っているのかを知らせるライトが2つ付いていますが、それだけです。この完璧なまでのディスプレイの欠如が失敗を決定的にしているのですが、それは後述します。

UP3は短い自社製のUSBケーブルで充電します。これだけでも不快ですが、更に端子にはマグネットがついており、充電ピンにデバイスを固定する…はずなのに全然機能しません。ちゃんと位置を調整しないと充電しないのです。

使用感

正直、UP3はかなり着け心地がいいです。服にあまり引っかからないし、タイピング中に手首の内側に食い込んだりしないし、キツく締めなくても心拍数モニターはちゃんと機能してくれます。これで留め金が外れて落ちさえしなければ、着けるのを楽しめたのに! 残念ですが、180ドル(約2万2,000円)も払ってこれでは購入したいと思いません。

セットアップも手こずりました。Nexus 6、HTC One M8 GPE、HTC One M9の3つのAndroidスマートフォンを試しましたが、どれも繋がりませんでした。未だに原因はわかりません。結局、引き出しの奥に眠っていたiPhone 5sを使ってみたら、あっさりペアリングしました。ああ、良かった…のか?

新しいUPアプリ(どういうわけか、UP24用のアプリはUP3に対応していません。なので古いアプリは削除する必要があります)の見た目は実にスタイリッシュです。カラフルで魅力的ですが、各情報がページ毎にバラバラなっているので、ナビゲートは簡単ではありません。さらに同期の基準がひどく曖昧です。バンドと同期するときもあればしないときもあり、更新されることもあったりなかったりします。

詳しい情報の解説やアドバイスをくれたりもしますが、おそらく求めているようなものではないと思います。「自分で管理できることだけに集中して、思い返してみましょう。朝に最高の気分になれるなら、『フレンズ』の再放送を見逃したって後悔はしませんよ!」。…はぁ、そうですか。

UP3は睡眠時間をトラッキングし、浅い眠り、深い眠り、そしてREM睡眠にわかりやすく別けることができます。大きな問題は、スリープモードとの切り替えをマニュアルで行なわないといけないことです。

ダブルタップするとデバイスが復帰し、オレンジ色の走っているアイコンが消えて、月形のアイコンがつくまで長押しするとスリープモードになります。しかし、ダブルタップになかなか反応しないので、ひたすらタップし続けないといけません。それも煩わしいのですが、そもそも切り替えなければいけないこと自体が欠点だと思います。FitbitやBasis、その他のデバイスは自動的に睡眠時間をトラッキングしてくれます。寝る前にスリープモードにして、起きたら通常モードに戻す必要はありません。正直、7割くらいの確率で切り替えるのを忘れてしまいました。かなり時代遅れに感じてしまいますね。

心拍数トラッカーについても同じ感想です。というのも、心拍数をリアルタイムに計測していないのです。2万円以上も払った心拍数モニターなのですから、いつでも自分の心拍数を知りたいと思うのは自然じゃないですか? でもダメなんです。毎朝起きるたびに安静時心拍数を測る。それだけです。あまりに…あまりにバカバカしい。FitbitやBasisなら、手首を見れば現在の心拍数がわかります。

最後に、スクリーンがないのはどうしてもダメです。見た目をクールにしたいのは分かるんですが、その見た目をキープしたまま小さいスクリーンをどこかに隠すことだってできるはずです。競合している商品は、歩いた歩数、消費カロリー、何階分登ったか、現在の心拍数、それに今の時間だってボタン1つで表示できます。それだけでも、スマートフォンと同期するのを待ってからメニューをナビゲートしなきゃいけないUP3なんかより遥かに使いやすいです。

そこそこちゃんとしている部分もあります。アプリ内の食事管理機能や、深い眠りについていないときに起こしてくれるサイレントアラーム等です。しかし、他があまりに酷すぎて釣り合いません。

良い点
悪くない見た目。着け心地が良い。キツく締めなくていい。サイレントアラームは良好。充電は6日程持つ。

悪い点
スクリーンがない。すぐ外れる。ペアリングに難あり。アプリが更新されない。リアルタイムの心拍数がわからない。まったく一貫性がなく、安静時心拍数の計測が疑わしい。高い。

買うべき?
100%ダメです。絶対ダメです。冗談じゃない。ダメ。これは大失敗です。これこそフィットネストラッカーの頂点に立つと思っていたのに。大間違いでした。Fitbit Charge HRか、もしかしたらBasis Peakの方がいいと思います。次のUPは改めて1から見直されていることを祈ります。

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