土曜日に発送したiMacは月曜に修理施設(どこなのかはわからない)に着いて、その日のうちに修理完了で発送されて、火曜日に届いた。
修理明細を見たら予想通りロジックボードが交換されていた。しかし、それだけでなく液晶パネルにも異常が見られるということで交換されていた。さらに、”Disk first aid で検証したら HDD に異常がみられたので 10.10.1 をクリーンインストールしてチェックした” とあった。
液晶パネルの交換は全く予想していなかった。が、この機会に新品に交換してもらえたのはラッキーだった。後で症状が悪化したら修理が面倒だし、保証が切れていたら数万円の出費になる。
複雑だったのは Yosemite の再インストール。起動したら、当然だが、初めて電源を入れた時の画面が表示された。これは緊張した。Timemachine のバックアップに問題があったら全滅だ。マシンや HDD が壊れた時を除けば元のドライブは残っているが、今回は iMac が完全に初期化されているので、HDD やバックアップファイルにトラブルがあったら終わりだ。
すぐに、復元を開始し、2 時間程度でリストア完了。何度お世話になっても Timemachine は素晴らし。これは Windows に対する大きなアドバンテージだ。Windows もユーティリティを使って適切に設定すれば同じことができるかもしれないが、ヲタクでなければ無理だろう。1万円程度の外付けHDDを買うだけで、データの消失や再インストール・復元の手間から開放される。一度でも再インストールと再設定をやった人ならこのありがたさが分かる。
再起動がかかって起動すると、一週間ぶりにクリーンな画面で立ち上がった。そして、それだけ。それで十分。いくつかのクラウドサービスで再ログインが必要で、例によってパスワードがわからなくてめんどくさかったが、これはこちらの都合。
見た目は正常に戻っただけだが、クリーンインストールしたためか、全体にレスポンスが良くなった。これは、副産物だった。購入時に入っていた Mountain Lion を Mavericks、Yosemite とアップデートしてきたのでゴミが残っていたのかもしれない。
ひとつ引っかかったのは、Bluetooth のキーボードとマウス。Logicool のマウスと昔の iMac で使っていた USB キーボードがあるので、セットアップはこちらでやり、復元後に Bluetooth の設定を行った。自分はこういう周辺機器があったから良かったが、初めてiMacを買ったようなケースでは手も足も出ないだろう。
ロジックボードと液晶パネルの交換を保証なしでやったら10万近い出費だったところだ。AppleCare入っといてホントに良かった。一回の修理で完全に元が取れる。iPhone 6 も入っておけばよかったと悔やまれる(iPhone の Apple care 加入は購入後30日以内に購入しアクティベートしなければならない)。