Bianchi Minivelo-8 その2

Bianchi Minivelo-8 2014
タイヤとチェンリングとのバランスが面白い。
 右からの写真。

20140502_minivelo8-07 ヘッドチューブに付けられたエンブレム。よくわかっている。


クラシックなロゴ
ダウンチューブのロゴ
 これが娘の心を掴んだ。スポーツバイクに気乗りしていなかった娘がこれに従ったのはこの色とロゴ。

 弱虫ペダルの影響で自転車に興味を持ってきた所で Bianchi Minivelo を見つけて決定したのだった。こういう入り方もあっていい。

 ロゴの横のストライプはイタリアの3色旗の色。このカラーリングがイタリアで行ったのか輸入業者の企画かは分からないが、くどくならない所にセンスの良さを感じる。

フロントフォーク
フロントフォークは鉄
 フロントフォークにもクラシックなロゴ。素材はハイテン鋼。これはシリーズ共通らしい。ホイールによる衝撃吸収が期待できない小径車で少しでも衝撃を吸収しようという思想だろうか。しかし、短いフォークでは余り衝撃吸収はできていない。おそらくカーボンにしても大差ないのだろう。ハイテン鋼にしたのはコストの問題なのかもしれない。

 スレッドステムでこちらもシルバー。Minivelo-7 は高くなるように変な角度がついているが、8 と 10 は上部が水平になる角度で見栄えがいい。

 ブレーキはカンチレバー。大昔のカンチレバーと違い剛性があって効きもそれほど悪くない。シューが馴染めばもっとタッチは良くなるだろう(シューはShimano)。制動力ではVブレーキのほうが圧倒的に高いが、Vブレーキのような効きすぎ感がなく扱いやすい。

 ただ、レバーが重いのが若干気がかり。これまでに乗ったどのスポーツバイクのブレーキレバーより重い。スプリングの持つ力の方向がワイヤー(ブレーキレバー)を戻す方向への引きと違うのでフリクションが大きいのかもしれない。なので、そのフリクションロスに打ち勝つためにより強いバネが採用された結果引きの重いブレーキになってしまったのではないだろうか。

チェンリングは52x42
チェンリングは52×42
 シルバーのチェンリングとクランク。クランクは聞いたことのないメーカーの製品。

 形もクラシックで雰囲気に合っている。また、小さいタイヤに52という大径なチェンリングとのコントラストも印象を強くしている。

CLARIS
メカはシマノの CLARIS
 メカはシマノの CLARIS(変速機とブレーキレバーも)。機能・性能は十分だが、外見がちょっと残念。

 見た目はWレバーの方がいいかもしれないが、機能的にはこちらが正解だと思う。変速とブレーキは新しいものの方がいいに決まっている。特に、余裕のない初心者には変速時に片手運転しなければならないようなものを選ぶのはやめた方がいい。それに、自分が子供の頃はWレバーの変速機の自転車しか無かったが、いい思い出はない。思い通りの所に変速できなかったり勝手に重くなったり、ガリガリ鳴ったり外れたりした。根本原因は構造ではなく調整不足に有ったのだろうが、面倒かつ微妙で難しい変速機の調整に気を使わなくてもいいシステムを選ぶのが合理的だ。

 古い変速機を操作できる余裕ができたうえで、あえて古いものを選ぶのを否定はしないが、そんな人はこんなクラスの自転車(10万円未満の完成車)は買わないだろう。

泥除け
泥除け
 アルミらしき泥除け。叩き出し風の仕上げがされていて、雰囲気がいい。昔のランドナーを思い出す。

スペーサー
スペーサー
 リアホイールにはスペーサーが入っている。フレームは 135mm でハブ(ホイール)の仕様に合わせてスペーサーで調節して売っているのかもしれない。

20140502_minivelo8-08 タイヤはKENDA 20 インチ 1-1/8 インチ。トレッド面はセミスリックだがリボンタイヤで見た目と実用性の両面をカバーしている(のか?)。

 次のタイヤもリボンタイヤにするつもりだが、選択肢は狭い。

Bianchi Minivelo-8 その1
Bianchi Minivelo-8 その2
Bianchi Minivelo-8 その3
Bianchi Minivelo-8 その4

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