娘のために買った自転車が届いた。Bianchi Minivelo-8。最初は Minivelo-7 を買うつもりだったが近くのショップでも神戸のワイズでも売り切れていたのだ。その後、最初にFujiのロードを買った店から来ていたDMで見つけて発注したもの。7年くらい前に買ってからDMはすぐにゴミ箱送りにしていたのに、風呂に入った時にメールが届いたので、「どれどれ」と読んだのだった。するとそこに、あまり意識していなかった Minivelo-8 classico というものがあった。「8てあったかな?」と思いながらリンクを確認するとチェレステのミニベロだった。風呂から上がって iMac で確認し即発注した。ホントに在庫があるのかどうか不安だったので、確認のメールが届くまで、娘には内緒にしておいた。
一昨日の夜にショップから発送の連絡があった。在庫があったとしても連休明けになると思っていた。昨日、無事受け取れた。
ハンドルの角度を調節するだけでいいようにペダルもサドルも取り付けられていた。ダンボールと緩衝材と新聞紙を取り払いステムの角度と高さを調整して固定するだけで仮完成。タイヤを浮かして落としても異音はないし各部の動きも正常であることを確認。所々グリースが付いていて、整備されている印象を受けた。
- ライト取り付け
- 息子のTREKに付けていたライトを取り付け。
- サドル調整
- 最終的には娘に合わせて調製するが、とりあえず自分の高さにセッティング。
- ハンドル高
- 意外に低いセッティングなので、ステムをこれ以上出すなというガイドラインギリギリに固定してみた。
- ブレーキの遊び調整
- 遊びが少なく設定されていたので少し緩めた。通販でフォローメンテが出来ないので初期伸びを計算に入れた位置に設定されているのだろう。この判断は悪くないが、自分が継続的にメンテするので最適位置に設定した。
- ワイヤー類へのグリース給油
- ブレーキとディレーラーのワイヤーの露出部分にグリースを塗布し拭き取る。おまじないみたいなもの。
- チェーン給油
- チェーンを購入した時についている油が残っている感じはしたが、一応給油した。
- タイヤの空気入れ
- タイヤに記載された最大値になるように入れなおし。
- ペダル交換
- ペダルは黒にペイントされた金属製のものが付いていたが、RX3に付いていたもの(購入時にSPDを付けてもらったので未使用)に交換。外してシャフトを回してみたらゴリゴリだった。因みに、RX3のペダルもシャフトのベアリングは五十歩百歩だった。しかし、RX3はシルバーなのでそのまま採用。この価格帯の完成車のペダルはこの程度なのだろう。ママチャリのプラスチックのよりはマシではある。
- ヘッドの締め付け調整
- ハンドルを切る時に抵抗を感じたので1/8回転程度弱めてみた。これも、初期当たりが出た所で少し増し締めする必要があるかもしれない。しかし、ハンドルの抵抗はベアリングよりブレーキワイヤーのアウターの曲がり角度がきついことが原因のような気がする。リアブレーキワイヤーの取り回しを変えてみたほうがいいかもしれない。
- クイックレリーズ交換
- レバーが黒だったので、これまた使っていなかった Tiagra のレリーズに交換。色がシルバーで Minivelo の雰囲気にあっているから。元のレリーズは Shimano の CLARIS だろうから、品質的な差は大きくないが(そもそも、性能の差がでるパーツでもないだろうし)、色がMiniveloに合っているから。
上記をやってから、少しテストライド。小径のスポーツ車に乗るのは初めてなので低速では不安定な感じがするが、ほんの少し速度が出れば問題はない。かと言って、この自転車で六甲山の下りで50km/hを出す度胸はない。
フレームもホイールもアルミクロスバイクと大差がない。タイヤが太い分若干路面のギャップを吸収してくれるが段差はガンガンと尻と手、頭に伝わってくる。見た目の可愛らしさとは全然違うスポーツバイクだった。これ乗るときにはヘルメットとグローブをしたほうが良さそうだ。
ギアレシオもミニサイクルとは完全に別物。F3枚のRX3より下が少ない。タイヤが小さいのでそのままではないが、意外に高速よりの設定がされている。平地でもアウターを使う機会は無さそうだ。というより、平地でもFインナーX4枚目くらいでそこそこの速度が出る(おそらく20km/h以上)。
Bianchi Minivelo-8 その1
Bianchi Minivelo-8 その2
Bianchi Minivelo-8 その3
Bianchi Minivelo-8 その4