マルチディスプレイ(Windows PC)

W-monitor 父のパソコンを発注したことは前に書いた。で、母もモニタを広くしたいと言うので、マルチディスプレイ環境にした。

母のPCは2007年の日立 prius。電器屋の勧めで選んだ地デジチューナー付きの省スペースデスクトップ。Vistaでなかったことが幸いして今でもなんとか現役。この頃の日本メーカーのカタログモデルの慣例通りメモリは完全に不足しているのに、HDDとゴミのようなプリインストールアプリは山盛り(NECよりはましだった)。ここまでに、メモリを1GBに増やしたこと以外特に増設は行っていない。

モニタコントロールパネルを見ると、サブモニタの影が表示されている。調べてみたら、チップセットのグラフィックでサブモニタが使えることがわかった。しかし、最高解像度が1024×768しかない。また、PCIにグラフィックスカードは地デジチューナーで塞がっている。地デジチューナーは使っていないので、地デジチューナーを抜いてグラフィックスカードを挿すのが性能的にはベストだろうが、作業が面倒なのとトラブった時に老人では対応できない(自分は2時間くらいかかる所に住んでいる)ことから気が進まなかった。

その時「そういえば、USB 外付けモニタってあったよなぁ」と思いついた。Amazonで検索したらUSB接続で外部モニタに出力するためのアダプタがあった。その中から選んだのが玄人志向のアダプタ。USB3.0に対応していて解像度の選択肢も広い。DVIアダプタにDsub変換アダプタまで付いている(他のモデルにも付いているのかもしれないが、このモデルは明記してあるので安心)。

発注の時点でモニタが手元になく、ケーブルが付属しているのかどうか分からなかったため、選択肢が広い方がいいと思ったのだ。今回の基本コンセプトは「安全」に尽きるからだ。モニタが届いたら、DVIとD-sub15 の両方のケーブルが付属していて、モニタにも両方のコネクタが備わっていたから、D-sub 変換アダプタは要らなかったが、あって困るものでもない。

インストールには苦労した。というか、本質的には簡単そのものだったが、そこに至るまでのプロセスにつまづいた。目的のPCの光学ドライブが壊れていてアダプタ付属のドライバのインストールディスクを読めなかったのだ。しかも、その後なんのきっかけかルーターの調子が悪くなりネットにつながらなくなった。玄人志向のサイトからドライバをダウンロードすることもできない。さらに、ルーターが動かないということはルーターにぶら下がっている他のPCにもアクセスできないということだ。ルーターの電源を抜いて再起動すること数回、なぜか正常に動作するようになった(iPhoneで確認できる)。

その後は、光学ドライブが生きているPCにCDを入れて目的のPCからアクセスしてドライバをインストールしたら、後はUSBでつなぐだけ。光学ドライブに問題がなければ数分で接続できるはずだ(光学ドライブがないPCでネットワークからドライバをダウンロードできるかどうかは調べていない)。

注意すべきなのは、このアダプタのPC側のコネクタはUSBだが、特殊な小さなもので、抜けやすいこと。自重やビデオケーブルの重量がかかったらすぐに抜けてしまうので、アダプタがぶら下がらないように置く必要がある。コネクタの破損を防ぐための配慮かもしれないが、だったらもうちょっと取り扱いの簡単な(標準的で安価な)コネクタを採用した方が良かったとも思う。

画質はアダプタというよりモニタに依存しているだろうが、通常の外付けモニタ(ノートPCなどで外部出力した時)と同等の感覚で使用できた。ハードな使い方はしないからわからないだけかもしれないが、マウスポインタの遅延などを感じることもないので、母の用途なら充分。

ディスプレイの解像度はメニューバーに置かれる設定アプリからは行えるが、当然ながら解像度はアダプタとモニタの両方でサポートされているものに限定される。なので、使用したい解像度をこのアダプタがサポートしているか、モニタがサポートしているかを調べた上で購入する必要がある。iDisplay の Windows版と違い、コントロールパネルのモニタ画面で認識される形でOSに組み込まれるので、コントロールパネルから配置を選べる。コントロールパネルで認識されているということはOSが「ここにこんな大きさのモニタがある」と認識しているということであり、iDisplay for windows にあるようなアプリケーションによる互換性問題は発生しない(と思われる)。

 SE/30 に vimarge を挿して三菱の640×480を増設するのに15万円くらいかかったことを考えると、機能・性能・手間・お金全てにおいて比較できないほどの進歩が有る。USBのようなポートで17インチのフルカラーモニタを表示できるようになるなんて、昔は想像すらできなかった。

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