ひいきメンの次のお題は「オススメSF作品」・・・難しい

 ひいきびいきで、オススメSFを募集していた。

 星新一の名前がまっさきに浮かんだが、SFというより「未来社会をモデルにした思考実験」といった趣で「ちょっと違うかなぁ」と思った。次が アイザック・アシモフだが、こちらも好きなのは推理小説や科学解説のほうで、SF 系の作品は印象がない。

となると、自分の本棚ではSFと呼べるようなものは殆ど残らない。結局、人に勧められそうなのは P.K.ディックしか残らなかった。持っているのは2冊しかない(後一冊あったはずだが行方不明)。

 悪夢機械の「訪問者」がコンセプト的に一番好き、というより共感できる。この感覚が、自分のエコロジーや自然礼賛に対する違和感の源泉だと思う。これは、マーク・トゥエインの名言にもある感覚だ。ここでも書いたはずだが、「人間や今の自然を特別なものと思うべきではない」ということだ。今の自然を大切にしなければならないのは人間の都合だ。人間の食料を調達するための自然が必要なだけだ。

 今も広がる砂漠は人間にとって不毛の生きられない場所でしかないかもしれないが、そこに順応した生物にとっては懐かしい母なる自然だ。砂漠にいる動植物にとって乾燥した大地こそが豊かな生きやすい場所だ。人間が人間の都合で灌漑したらそこでは滅んでしまう。

 自然を守るべきなのは、人間が生活する環境を守りたいというエゴでしか無い。これを意識した上で「だから自然を守らないといけない」という運動を見たことがない。NHKや文部科学省は子供に泣いている地球を描かせるが、もし仮に感情が合ったとしても地球は人類が滅んでも痛くも痒くもないだろう。地球(あるいは神)はこれまで育んだ多くの生物が絶滅したのを見てきている。それまで栄えていた動物がほとんどいなくなるようなことを何回も繰り返している。同じ事がまた起きるだけだ。引き金を自ら引くかどうかなんて関係ない。地球が Sim city をやったことが有るなら、「リセットして一から開発しなおすか」程度でしか無いだろう。

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