ミッドフットストライク用初心者向けモデルを渇望

 Asics GEL 1120 が限界を超えているということは「」に書いた。なので、その代わりになる衝撃吸収性を重視したモデルの購入を考えている。

 GEL 1120 のようなモデルにはしたくない。ミッドフットストライク走法を心がけている時にドロップが大きいシューズだと、ほぼ平面に足を運んでもかかとから先に着地してしまう。また、先のエントリに書いたように、ソールが広くて硬いものは悪路で辛い。

 大きなスポーツ用品店(ヒマラヤ・スポーツデポチェーン)に行くと、ランニングシューズのコーナーは初心者・ジョギング>フルマラソン感想>サブ5>サブ4>サブ3の順番で棚が構成され、それぞれの棚に各社のシューズが並べられている。メーカー別に置いてあるよりはるかに便利だ。神戸のアウトレットはメーカー別店舗なので、履き比べることが実質出来ない。例えば、アディダスで何足か履いて、その後にナイキに移動して何足か履くということになるので、覚えていられない。

 しかし、これには落とし穴がある。「何をお探しですか?初マラソンですか?なら、こちらの棚の・・・」で示されるのは当然サブ5の棚だ。並んでいるのは GEL 1120 と大差のないようなクッションタイプだ。店員は責められない。だって、初心者で初マラソンの人間にサブ4用のシューズを勧めて故障されても困るだろうから。

 メーカーのラインナップ設定は、ヒールストライク走法から入ってミッドフットストライク(あるいはフォアフット)に移行するということが前提で作られている。なので、ミッドフットストライクに適したシューズは競技用のみになってしまっている。最初からミッドフットストライクで練習するほうが後でフォームを矯正するより容易いだろう。初心者モデルからミッドフットストライク用をラインナップしてほしい。Newton running shoes は全てミッドフットストライクで初心者から競技までカバーしているが、取り扱い店舗が少すぎる。Newton のような高価なシューズを試すことなく通販で買うのは分が悪すぎる。また、Mizuno の Be や Wave evo は純粋のミッドフットだが、ランニングシューズではない。

NB このエントリを書いて、「ミッドフットストライク」を象徴するような絵がないかと検索したらNew balance の動画見たことの有る動画(New Balance – Good Form Running)に行き着いた。「New balance はミッドフットストライクを推奨してるんか」と商品説明を読んでいたら、ジョギングモデルにも「前足部と後足部の高さの差が小さい前後差6mmのレスドロップ設計。
  ミッドフット着地を自然に促し、着地時の衝撃を緩和。」という文章が有った。

 「これ、俺が探してたやつやん!」これまで、New balance というとファッションスニーカーの印象が強かった。分厚いクッションソールのデザインがあまり好きではないことも有って、ランニングシューズとしては検討の対象に入れていなかった。知っていたら先週アウトレットに行った時に履いていたのに・・・

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