非常に面白い記事があったので突っ込んでみる(○:同意、△:一部同意、X:同意しない)。5年後くらいに答え合わせをすると楽しいかもしれない。
えっ、こんなものまで…今後数年以内に消えてしまいそうなIT技術を大予想! : ギズモード・ジャパン
×光 or ADSL or ケーブル接続回線
将来的には分からないが10年以内に有線接続がなくなることは無いだろう。家庭に引いた光ファイバーを置き換えるには、無線回線の実効速度が光ファイバー並になることと容量制限なしで月額5,000円を切ることが必須だ。これが実現されなければ既にある有線装置を置き換えてまで無線にするメリットが無いからだ。
現在、無線キャリアは従量課金に向かっているし、有線回線へのパケットの振替に躍起だ。これらは光ファイバーを置き換えるのと正反対の方向を示す動きだ。この流れを考えると数年内に自宅の光モデムがなくなるとは思えない。今でも銅線NTT電話を使っている家庭も少なからずあるし、インターネットに繋がっていない家庭だってある。これらの家庭が高速無線通信に移行するということも考えにくい。必要がないから。
いつの日にか一般的な家庭では、わざわざケーブルとルーターでインターネット接続回線につなぐなんて過去の話だよという時代が、意外にも思っていたより早くやって来る可能性は大いにあるでしょうね。いまの若い人は、あのモデムを使って「ピーヒョロヒョロ…ピー…ガガーガガーガッ」という音を聞きながら、ダイヤルアップ接続でインターネットにつながっていた頃のことを知らない人も多いようです。まるでそんなふうにして、光回線やADSL回線やケーブル接続での有線インターネット環境のことが古のことのように語られる時代も、そう遠くはなかったりするのかも~
○ デジタルカメラ&デジタルビデオ
カメラもビデオも趣味性の高いモデルだけになるのではないかとは思う。
この流れは、すでに大いに始まっているので、なんとなく気づいておられるギズ読者の皆さまも多いんでしょうけど、携帯電話やスマートフォンに搭載されているカメラ機能の進歩は本当に著しいですよね。今日は写真を撮るぞとか、大切にビデオで残しておきたいイベントだとかいう特別な日でもなければ、わざわざ別にカメラやビデオを持ち歩いたりはしていませんって方が、いまや大半なのではないでしょうか。
×固定電話
電話のためだけに新たに固定回線を引くことは無いと思う。しかし、一番上で書いたように有線接続が無くならないのなら、それに付随するサービスとして固定電話は残るだろう。
後、商習慣として企業の固定電話がなくなることはないだろう。ただし、代表番号を一つだけ残して他は別のサービスに移行することは充分考えられる。
もう我が家は携帯電話とスマートフォンだけで十分なので、家にある固定電話は処分しちゃいました or 固定電話なんて最初から置かないことにしていますなんて方はいらっしゃいますか? すでに米国内では、2010年の時点で全世帯の4分の1以上が固定電話を使わずに携帯電話のみで過ごしているというデータが発表されていますね。きっと日本でも若い世帯ほど、こういう固定電話とは無縁の人たちが絶対的に増えてくるんでしょう。
そのうち固定電話なんて使っているのは、やや年齢層が高い人のみなんて時代がいつの間にかやって来て、企業まで固定電話ではなくて携帯電話がメインの番号ですという流れになってしまえば、一気に固定電話の終焉は近づいちゃうでしょうね。
○起動が遅いコンピューター
SSD 搭載の Windows 7 機はコールドスタートでも30秒くらいで起動する。HDD モデルの iMac 2007 はそれより少し時間がかかるが 1 分程度では起動する(5年近く前のモデルであると考えると驚異的だが)。
去年まで使っていた HDD 搭載 Windows XP の Toshiba ノートPCは起動に10分近くかかったので、コーヒーなんか余裕だった。着替えてトイレに行ってコーヒーを入れて席についてもまだ使えなかったwww
昔々、こんな会社がありました。
毎朝コンピューターのスイッチを入れてから起動するのを待つ間にコーヒーが沸かせます。
△HDD
モバイル端末に搭載されるデバイスとしては SSD が主流になることは間違いないだろうが、デスクトップやバックアップメディアとしては無くならないだろう。
オンラインストレージがテラ単位になり外部記憶として扱える(内部ドライブのミラーではない)ようになったら、HDD は要らなくなるかもしれないが、数年以内に来るとは思えない。
もちろんSSDには、まだまだ容量の割には値段が高いなどのデメリットもあって、いまだにHDDの需要は決して小さくはないのかもしれませんけど、この課題はクリアできる方向性へと大きく変化を遂げていくことでしょう。なによりSSDの高速性能は明らかにHDDに勝る魅力ですし、そもそも記録用ディスクのプラッターに読み書きを行なうヘッド、モーターという物理的な駆動部を要するHDDとは異なり、半導体メモリに記録する物理駆動が不要のSSDは故障が少ないという絶対的なメリットもありそうですよ。
こうした流れからすると、いつの間にか新しいパソコンの購入時にはSSDモデルしか用意されてなくって、HDDモデルを探すほうが難しいなんて時代も間近に迫っているのかもしれません。HDDなんてサーバーくらいにしか使いませんというのがスタンダードになる日は、そう遠くないのかも…
△映画館
10年以上映画館に行っていない人間に言う資格は無いかもしれないが、映画館で見る映画は自宅で見る映画とは別の経験をさせてくれる。デジタルカメラが携帯に押されてハイエンドだけが残るというのと似た構図だ。
ただ、「古き良き思い出」というが、映画館に行ったことがない年齢層にとっては三丁目の夕陽やサザエさんでしかないだろう。ちなみに、自分の場合には年齢的には映画館でデートしていて不思議のない年齢だが、甘い思い出なんて全くない。それでも、あの異空間の大画面・大音量の映画を観ることは大好きだ。
これからはだれもわざわざ映画館に高いお金を払って映画を見に行ったりしなくなるさ~なんて予測は、古くはテレビが世に出た時から語られてきました。ただとうとう本当にそれが現実になる日は近づいてきたようですよ。
まずその最大の要因として、大型のHDテレビが一般家庭にまで広く普及してきていますし、その3Dモデルだって簡単に選べるようになってくる流れです。こうなってきちゃうと、ちょっとした映画館よりは家の3Dテレビのほうが間近で大迫力だなんてシーンも珍しくはないかもしれませんよね。そして最近の米国での流行は、もう映画館での封切りと同時にオンデマンド配信しちゃう新作まで増えてきているという点です。あれれ、じゃあ、もし家族4人で映画館へ見に行くとすれば、その1人分の鑑賞券の値段の半額以下でも家でストリーミング配信から最新作の映画だって見れちゃうってこと?
とうとう本当にそうなってきてしまっている以上、悲しい現実ですけど、街に1つも映画館がないというのが当然という時代は着実に近づいていますね。一部のアートな趣向の小さな映画館だけが、各地に寂しくポツポツと残っていくようになるのかも~あのやたらと高いポップコーンを映画館内で買わされてカップルで仲良く映画を見に行っただなんて、これからは古き良き思い出にしかならないのかもね。
△マウス
タッチスクリーン式のPCはあり得ない。キーボードに手を置いて作業している時にポインタを移動するために一々遠くのモニタに手を伸ばすことの不便さを考えれば分かるだろう。特に、デスクトップではキーボードとモニタの物理的距離が遠く現実的とは思えない。グラフィックを扱うような場合に指では思った場所にポインタを置けたかどうかが指が邪魔で見えないので無くならないだろうし。
いまはまだタッチスクリーンを搭載するパソコンモデルを、わざわざ欲しい人は購入時に選ばないといけないって感じですけど、きっとこれからはタッチスクリーンの搭載が標準となっていくことでしょう。OSだって、Windows 8ではMetroのタッチUI(ユーザーインターフェース)が標準仕様となり、別にわざわざタッチスクリーンなんて不要なんだけどなってユーザーに対してまで、時代は指先タッチでパソコンを操作するのが普通という流れへと移行していきそうですよね。
そうなると予想される今後の流れは、わざわざパソコンにマウスをつないで操作するユーザーの減少傾向でしょうか。もちろん世の中からマウスでパソコンを使うシーンが完全に消え失せるまでには、まだまだ時間もかかるんでしょうけど、着実に利用が減っていくことは否めない感じですよ。この押すとカチッカチッとなる物体は何ですか? 子どもたちから、そんなふうに尋ねられる時代だって、もうそこまで来ているのかも~
?3Dメガネ
知らない。興味もない。
△リモコン
スマートフォンがプログラマブルなリモコンになるというのは以前からあった(palm は赤外線通信機能を持っていた)。学習リモコンもsるが普及率は低いようだ。
家電製品が IP v6 対応してネットワークに繋がって操作できるようになるまでは今の赤外線通信リモコンがなくなることはできないだろう。そして、その時は「メーカーや機器ごとにリモコンアプリをインストールすることによる混乱」やスマートフォンを持たない人の問題(親が外出した後で子供が留守番している時にエアコンの設定を変えられない)が発生しリモコンをなくすことはできないのではないか。
おそらく、家電製品を全てスマートフォン(的な何か)だけで操作する時代は10年以内には来ない。家電製品の買い替えサイクルから考えて無理だ。
すでに現在でも、ケータイやスマホをリモコン代わりに使える機能がある以上、いっそのこと今後はもうリモコンそのものを廃止する流れが一般的になってくることだってあり得るのではないでしょうか。あとSiriのような音声認識アシスタントを搭載する電化製品が普通になってきて、リモコンのボタンなど押さなくても、話しかけるだけで操作できるようになったり、Kinectのようにユーザーのジェスチャーを読み取って操作する環境が普及することだって考えられますよね。各製品ごとに別々に備わっていたリモコンが要は過去のものとなり、懐かしいよなって思われる時代の到来…どうでしょうかね?
×デスクトップPC
iMac 信者としては、この快適さをノートPCで再現できるとは思えない。が、初めて触るPCがノートでそれしか知らなければ、わざわざデスクトップに買い換えることは無いとも思う。デスクトップからノート(タブレット)への流れが一方通行なら、そして、デスクトップを作ることが商売として利益を生まないのなら打ち切られるのは必定だろう。ただ、そのレベルに達するにはもう少し時間が掛かるのではないか。
すでに現在でも家電量販店などのパソコン売り場へ行くと、並んでいるのは圧倒的にノートPCばかりで、デスクトップPCなんてごくごくわずかという光景が普通になってきました。このままもうメーカーからは、デスクトップPCの新モデルの発売が打ち切られるという流れになる日も近いのではないでしょうかね。
さすがに自作パソコンをノートPCでという流れになるには、まだまだ時間がかかるにしても、いわゆるデスクトップPCが欲しい人は今後は自作でよろしくねなんて時代になることだってあり得そうですよ。ハイエンドのワークステーション以外は、デスクトップモデルを探し出して購入するなんて至難の技というふうになってくるんでしょうかね。そのうち自作で組み立てるパーツまで、わざわざ売り出すところが減ってきて、自作でもデスクトップPCを組み立てるのは非常に難しいなんて時代になっちゃったら寂し過ぎますけど~
×電話番号
既に登録した相手のことはどうでもいい。問題は初見の相手に連絡先を押しなければならないときだ。電話番号なら世界中から一意にしてできるコード体系となっている。これに変わるものが普及しない限り電話番号は無くならない。
それが携帯電話の普及で、アドレス帳から名前さえ選べば電話がかかっちゃうのがスタンダードになってからは、一気に電話番号の記憶力が低下してきました。最近ではSkypeで電話をかけるのも主流なので、そもそも相手の電話番号すらなくって、ユーザーネームを選んで電話をかけちゃうほうが多いという方までおられるのでは? もしやこのまま携帯電話やスマートフォンはインターネットとメールのためのものとなり、わざわざ音声を使ってコミュニケーションを取っていく主流はVoIPという傾向が強まれば、電話番号を教えてくださいというシーンすら皆無になっていったりしてね…
○テレビのゴールデンタイム
既にテレビを観てない。また、テレビを観ていた当時でも、HDDレコーダーを導入してから、リアルタイムに番組を観るという習慣が殆どなくなった。HDDレコーダーに録画しておけばCMや重複部分を飛ばせるし退屈な演出は早送りできるからだ。
ゲックの神通力が無くなったのは視聴率の低迷で分かるだろう。
テレビで放映される時間には、必ずテレビの前に座ってその番組を見逃さないようにしないといけないという常識を最初に覆したのは、番組を録画できるビデオデッキの普及にあったと思いますね。いまや録画にはビデオカセットすら必要としないデジタルな時代になっていて、とうとう放送終了後も好きな時に見られるようにインターネットから番組をオンデマンド配信してくれるテレビ局まで増えてきました。まさにテレビ局にとっては受難の時代到来ですが、そのうちわざわざゴールデンタイムにぶつけないといけない番組そのものが消えていく流れにもあるんでしょうかね…
○ファックス機
希望的観測を込めて○にした。手書きや先方から紙で受け取った資料の送信には未だに欠かせない。スキャンしてメールに添付してくれればいいが、できない人も多いのが実態。なので、ファックスという通信方法が無くなることはない。
が、受信したデータを紙で出力せずに指定のメールアドレスに転送するという方法に変わる可能性は高いと思う。
いまのように電子メールが普及したご時世にあって、さすがにまだファックスなんて家で使っている人を探すほうが難しくなってきているでしょう? そう思われた方も多いかもしれませんけど、実は意外とビジネスの世界では、いまだにファックスを完全廃止するわけにはいかないんだって業種も残っていたりもするようです。どうしても直筆サインが載った書類を送るにはファックスが必須といったシーンなどが、その典型例でしょうかね。
ただ、やはり時代の流れには逆らえず、最近では着実に電子署名を採用する企業が増えてきています。デジタルにペンタブレットなどを使うことで直筆署名を電子的に送れる仕組みも幅広く採用されてきていますよ。昔ながらに朱肉で印鑑を押さないといけない書類が減ってきているというわけですね。そのうち固定電話そのものが消えていくんですから、当然ながら、ファックス機の終焉も確実に秒読み段階に入っていると言えるでしょう~
△CD&DVD&Blu-rayディスク
技術的にはもう役割を終えたメディアだと思う。が、デジタルコンテンツに対する法的な判断が曖昧な間は、中途半端に残るだろう。
最近の子どもたちの中には、カセットテープを見た途端、一体これで何をするのかまったく見当もつかないなんていう人が増えてるんですってね。とうとうMDディスクだって消えゆく運命ですし…と思いきや、同じような日がCDやらDVDやらBlu-rayの光学ディスクにも訪れるのかもしれませんよ。
もちろんすぐに光学ドライブが世の中から完全に消えてなくなる時がやって来るわけではありませんけど、iTunesなどのデジタル配信でしか買えなくなる楽曲や映画が増えていくにつれて、その時は着実に近づくことでしょう。ダウンロードやストリーミングでの購入が主流になればなるほど、あのキラキラと光る円盤は何? なんて子どもたちがCDやDVDやBlu-rayのディスクを見て尋ねる日も迫ってきているということでしょうかね。ちょっと切なくなるなぁ。